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救援活動は三大困難に直面

2010-04-16 15:26:17     cri    

 中国地震局震災緊急対応救援部門の責任者苗崇剛氏は15日午後行われた記者会見で、青海大地震について「震源が都市部に近いこと、耐震力が弱いこと、環境が複雑なこと」といった特徴をまとめました。

 苗崇剛氏によりますと、震源が玉樹チベット自治州の中心地に近いことから、断裂が自治州政府所在地結古鎮を貫きました。このことから、都市部の建築物、インフラ施設、交通網などは大きなダメージを受け、送電や通信も一時中断しました。

 被災地の建築物は主にレンガ作りや木造作りのため、耐震力が弱いです。地元の発展が遅れているの で、建築物のほとんどが土と木材、レンガと木材で造られたため、被害が大きかったです。

 また、被災地はちょうど地震帯にあることから、河川沿いに建てられた家屋は破損が大きかったです。

 さらに、被災地の環境が厳しいため、救援活動が困難を極めています。

 救援活動の厳しさについて苗崇剛氏は、「標高が高い上、地形が複雑で、救援物資などの確保が難しい」ことを挙げました。

 被災地は高原地区で、専門救援隊にしても救助犬にしても酸欠反応が起こり、救援活動に影響を与えています。

 地形が複雑なことから、交通が不便です。被災地の多くは山岳地帯にあるため、救援隊がスムーズに現場に入ることができません。

 さらに、地元では後方支援物品を保障する条件が整っていない上、厳寒地帯にあるため、救援隊員が自身を守ることも難しい状態です。(朱丹陽)

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