22日は延辺朝鮮族自治州取材の最後の一日です。この日の取材の一つは、延辺朝鮮族自治州の鄧凱書記の記者会見です。朝10時前に記者会見の会場に到着しましたが、海上の外では空を見上げている人々がいました。今日は日食ということで、空を見上げると、少し欠けた太陽がありました。このあたりでは皆既日食を見ることはできませんが、この2、3日ずっと雨が降っていただけに、日食が見られて本当に嬉しく思いました。
10時30分、記者会見が始まりました。鄧凱書記は延辺朝鮮族自治州の発展状況を紹介しました。
祖国と共に、延辺朝鮮族自治州も歴史的な発展を遂げた
今年は中国樹立60周年に当たります。この60年間、中国の各分野で大きな変化が起こりました。延辺朝鮮族自治州は、中国の発展の縮図です。
経済:建国当時、延辺朝鮮族自治州のGDPは1億1000万元でしたが、2008年には479億6000万元となっています。農業生産の面では、食糧生産力が絶えず向上していて、機械化率は90%に達しました。改革の全面実施に伴い、延辺朝鮮族自治州の国営企業が次々と体制改革を行い、現在、民営企業はすでに企業総数の90%を占めています。また、地理的な優位性を生かして、対外開放に積極的に力を入れています。図們江開発プロジェクトも延辺朝鮮族自治州の発展を推進するものです。
社会事業:教育、文化、衛生、スポーツなどの事業が絶えず行われています。例えば、21世紀、中国が支援する100カ所の大学の中に延辺朝鮮族自治州の延辺大学が含まれています。中国では省レベルのテレビ局は衛星チャンネルがありますが、省レベル以下のローカル局ではごくわずかです。そのわずかなローカル局の1つが延辺朝鮮族自治州テレビ局です。
人民の生活水準の著しい改善:現在、延辺朝鮮族自治州の人口は218万人ですが、携帯電話は155万人が使用しており、インターネットのユーザーは37万5000世帯となっています。また、1978年の一人当たりの住居面積は3.2平方メートルでしたが、現在は28平方メートルとなっています。(Katsu)
写真:延辺朝鮮族自治州の鄧凱書記
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