2009年最初のネット対話でもある、今回のテーマは「金融危機の下で、中日双方は如何に協力すればよいのか」です。

　去年2008年、世界的な金融危機は多くに国を襲いました。倒産、リストラ、就職難と輸出の激減など、中国と日本はいずれも金融危機という渦に巻き込まれています。

　そして今年2009年も、この世界的な危機は続き、これに対応するには多国間の協力が必要だということを各国は認識しています。

　その中で、隣国であり、重要な貿易パートナーでもある中国と日本は、この危機に如何に立ち向かい、どのように協力して対応すればいいのでしょうか。

　CRI・北京放送は、日中両国の専門家に来てもらい、このテーマをめぐって議論していただきます。

　日本側のゲストは、日本銀行北京事務所所長の新川陸一さん。

　中国側のゲストは、中国商務省国際貿易経済協力研究院対外貿易研究部の副主任、金柏松さん。

　今回は、いつもの音声だけの放送と違い、動画も使ってネットで生中継いたします。放送時間は、3月9日（月曜日）午後4時―5時（日本時間）までの一時間となります。ぜひとも、ご注目ください！ 

 　ゲスト

　氏　名：新川陸一（にいかわ　りくいち）

　1964年生まれ

　1987年名古屋大学経済学部卒業

　1987年日本銀行入行

　1993年～1994年香港中文大学留学

　営業局、国際局、システム情報局などを経て、2005年より国際局で中国を担当。

　2008年12月北京事務所長として着任。

　氏　名：金　柏松

　出身地：北京市

　研究分野：中国の対外貿易、中日経済貿易関係

　職業：中国商務省国際貿易経済協力研究院・中国対外貿易研究部副主任

　略歴：

　1956年　2月北京に生まれる

　1987年　中国人民大学大学院日本企業経営管理修士号　取得

　1987年から現在　中国商務省国際貿易経済協力研究院中国対外貿易研究部に勤務（期間中日本駐在大使館経済貿易課に2度派遣された）

　司会者：

王丹丹（おう　たんたん）

　中国国際放送局日本語部副部長。中山大学外国語学院日本語科を卒業後、中国国際放送局に入局。記者、アナウンサー、人気音楽番組「ミュージックステーション」キャスターなどを歴任。2001年-2003年中国国際放送局特派員として東京に駐在。