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隈取の色彩

2008-12-18 18:41:46     cri    
 隈取は色で善悪や性格を区別しているので、色の使いに凝っています。色彩と人物の性格には大きなつながりがあります。中国で、「白い顔の奴が狡猾極まる」という俗語があるので、顔に血の気がない人がほとんど悪賢くてよく策略にたけると見られて、京劇中の大奸臣-曹操はこういう典型的な人物です。また、黒い顔の人はほとんど剛直で気骨のある性格で、京劇中の包公や張飛は代表的な人物です。しかし、特別な例もあります。例えば、赤色は一般的に人物の忠心を示していますが、ある悪役も赤い隈取をしています。例えば、『法門寺』中の残酷無情な劉瑾、『祥梅寺』中の反逆者の黄巣などです。

 そのほか、人物の性格に関係ない色彩は他の意味を含んでいます。「水滸伝」中の晁盖で例で、黄色い隈取をしますが、残酷無情ではなくて肌の色が黄色いで、額で楕円形の赤い光を描いて正々堂々の英雄を示します。

 隈取の色彩がまたいろんな意味を含んでおり、親子の関係、色彩上の統一などですが、基本的な意味は下記の八つです。

赤:忠勇で義侠心の人です。例えば、関羽や姜維などです。

 

黒:公正無私で剛直の人です。例えば、包公や李逵などです。

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