今から70年前、1941年に、陝西省延安で、CRI・中国国際放送局(北京放送)は、生まれました。当時、延安は、毛沢東率いる中国共産党の根拠地でしたが、その延安のヤオトン(洞窟住居)から、日本軍の兵士向けに反戦を訴えたのが、新中国の外国語放送第一声だったのです。
以後、70年、CRIは、世界61種類の言語で中国の今を伝え、中国と世界の架け橋となってきました。そして、短波ラジオ放送局から、ラジオ、テレビ、インターネット、携帯動画を総括する総合マルチメディア局に発展成長し、内容も、中国の歴史や文化、政治、経済、人々の生活ぶりまで、豊富で充実したものになっています。
このCRIの70歳・古希を祝うため、日本語部は、動画の特集シリーズを企画しました。日本語放送の歩み、部員たちの普段の仕事ぶりなど、私たち自身のカメラを通して、皆さんに伝えようと思っています。ラジオの日本語放送が仕事の中心だった私たちは、まだ撮影技術も未熟で、いろいろ至らない点がありますが、この一本一本の短い動画から、私たちの放送、そして私たちについて、ほんの少しでも理解を深めていただければ、これ以上嬉しいことはありません。
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