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広州アジア大会話題15:広州の経済を支える3つの柱

2009-07-27 13:41:35     cri    























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 2010年アジア大会の開催地、広州は、中国の重要な工業基地です。長年の発展を経て、広州では、軽工業がその主流となりました。また強い技術開発力を持つ、近代化された海外向けの工業システムが構築されています。中でも自動車製造、IT、石油化学の3つの産業が急速に発展していて、広州の経済を支える3つの柱となっています。

 中国の華南地域で、広州の工業は最も安定した基盤があります。中国において40の主要な工業品目のうち、34がここ広州にあります。工業は広州の経済において重要な地位にあり、工業の付加価値は広州の総生産額の3分の1以上も占めています。このことについて、広州市発展改革委員会の陳浩鈿副主任に話を伺うと、広州の工業は幅が広く、経済の発展のために重要な役割を果たしているということです。さらに陳副主任はこう説明しています。

 「広州には、この地域全体の経済を支えるような産業が多くあります。たとえば、鉄鋼、造船、石油化学、自動車製造、ITなどがあります。これらの産業は、中国の南部さらには東南アジア地域全体の経済をも支えていると思います」

 ここ数年、広州の自動車製造、IT、石油化学の3大産業は急速に発展していて、昨年の生産高は合わせて4508億9100万元(日本円でおよそ6兆1782億円)に達し、この数字は広州の工業総生産高の4割近くを占めています。とくに自動車製造業の成長ぶりが目立ち、今は主に4つの日系企業が業界をリードしているといえるでしょう。この広州の自動車産業について、陳浩鈿副主任はこのように話しています。

 「現在、日本の自動車メーカーの中で最も有名な本田、トヨタ、日産、日野の4社はすべて広州に進出しています。去年、広州の自動車生産台数は88万台を超え、中国では最多となりました。また、自動車産業の生産高は1850億元に達し、広州の工業総生産高のおよそ15%を占めています」

 また、広州市社会科学院数量経済研究所の欧江波所長も、広州の自動車産業を高く評価しています。

 「日本の自動車の3大メーカーが1つの都市に集まるというのは、中国ではここ広州しかありません。これは広州だけでなく、珠江デルタ地域全体の産業をも引っ張っています」

 IT産業については、現在、インテル、IBM、マイクロソフトなど世界トップの企業が相次いで広州に進出し、ほとんどが広州で研究センターや地域本部を設置しているということです。

 石油化学工業では、広州の石油化学工場は技術革新を進め、3年前からすでに年間の生産量を1000万トン以上にまで引き上げています。

 これについて欧江波所長は、広州ではITと石油化学工業は極めて強い競争力があると語っています。欧江波所長の話です。

 「IT産業では、テレビやコンピュータの製造で有名な企業が多く集まり、石油化学工業では、中国石油化学工業グループという大手企業が進出しています。それ以外に、軽工業では、日用品大手のP&Gやアメリカの食品大手企業ウィリアム・リグレー・ジュニアなどの外資系企業が進出しています。いずれも強い競争力を持っています」(翻訳:鵬)

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