北京オリンピックの聖火は現地時間の10日午後、アルゼンチンの首都・ブエノスアイレスに到着しました。アルゼンチンがオリンピックの聖火を迎えるのは今回が初めてです。
聖火リレーは現地時間の11日午後14時から始まり、3時間にわたって行われます。80人の聖火ランナーがブエノスアイレス市内の名所旧跡を通過し、13キロを走ることになります。また、聖火リレーの安全を確保するため、ブエノスアイレス政府は3000人余りの警察官を動員することにしています。
ブエノスアイレスは南アメリカで唯一、聖火リレーが行われる都市です。これについて、アルゼンチンのフェルナンデス・キルチネル大統領は10日、「11日にブエノスアイレスで行われる聖火リレーは両国国民の間の理解をさらに深めると同時に、平和と友情も伝えることになる。アルゼンチンにとって、オリンピックの聖火を迎えるのは今回が初めてなので、国民はこのような貴重な機会を大切にするとともに、政府も聖火リレーの安全を確保するため、全力を挙げたい。今回の聖火リレーはきっと成功を収めるし、また、北京オリンピックもぜひ成功してほしい」と述べました。
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