北京でも出前をしてくれるお店があります。私、店長の伊藤はほとんど、自炊をしないので3日に一度は出前を頼んでおります。
普段は、チャーハンと炒め物の2皿しか頼みませんが、今回はみなさんにご紹介するために奮発して3品頼んでみました。
卵とトマトの炒め物7元
中国の家庭料理ではポピュラーな料理。甘めの味付けで、さっぱり味。
豚肉・きくらげ・ピーマン・ニンジン等の炒め物 8元
ピリ辛の味付け、ご飯がとてもすすみます。
揚州炒飯 5元
キュウリ・にんじん・ソーセージ・卵が入ったチャーハン。
中国のどこに行っても食堂には必ずある定番メニューです。
1元が13円で計算すると全部で約260円と非常に安いですが、ボリュームはたっぷりあり、味も満足できるおいしさです。
メニューは、一般的な家庭料理が主で北京ダックやフカヒレ、蒸しあわびなどの高級料理はありませんが、約50種類くらいの品数があります。日本でもおなじみの「ホイコーロー」や「チンジャオロースー」などもあります。
午前10時から夜10時まで注文を受けてくれるので、忙しい日や疲れて帰ってきた日には大変便利です。
注文方法は、日本とまったく同じで電話で注文の品と住所を伝えれば、30分から1時間前後で届けてくれます。ざるのようなものにのっけて配達してきます。容器は使い捨てのプラスチックのお皿なので、日本のように容器を玄関外にだしておく必要はありません。
日本では、ピザ・寿し・ラーメンなどの宅配がありますが北京では、中華料理以外の出前はありません。北京でSARSが人々を恐怖をあたえ外出を極力控えた時に、マクドナルドが出前をしていましたが、今はやってません。
私が留学したばかりの頃は、まだ各家庭に冷蔵庫がなく夫婦も共働きが多いので朝昼晩と外食する人が多く出前するお店はありませんでした。今の北京では電化製品が普及して家で食事をする人も増えてきました。それに伴い、出前をするお店もできたようです。(『北京だより』より)
|