北京
四季がはっきりしています。夏は暑くて雨が多く、秋はさわやかで、冬は寒く、春は短く乾燥しています。1月の平均気温はー5℃ー10℃、7月は24℃ー26℃で、年降水量は500ー700ミリです。
北京は年間を通して観光に適していますが、時期が違うと観光に最適な場所は少し変わります。ところで、気をつけるべきなのは、春は短くて風の吹く日が多く、夏は気温が30℃を超える日もあることです。秋は北京で一番いい季節で、天が高く澄み渡り、風は穏やかで、気分よく旅行できます。
天津
四季がはっきりしています。1月の平均気温はー4℃ー6℃で、7月は26℃、最高気温は39.6℃になったこともあります。年平均降水量は500ー700ミリで、その70%以上は夏に集中しています。
天津の観光シーズンは北京と同様ですが、冬の最低気温は北京より少し高いです。秋は天津観光の黄金シーズンです。
フフホト
乾燥した大陸性気候で、夏は涼しくて短い。冬の寒い時期が長く半年以上続きます。1月の平均気温はー10℃程度、7月は20ー23℃です。年降水量は300ー400ミリです。
フフホトは冬と春に乾燥して、砂嵐が多く、6月ー9月が観光シーズンになります。夏でも草原の一日の温度差は20℃近くありますので、ズボンと長袖の服を用意したほうがいいです。
済南
春は乾燥して風が多く、夏は暑くて雨が多く、秋は晴れ渡り、冬は乾燥しています。1月の平均気温は約?4℃、7月は約28℃です。河川の結氷期は12月から翌年の2月中旬までです。
済南の観光は年中適しますが、ボウ突泉を見ようと思えば、2ー3月と7、8、10月が最適です。また、近くの泰山に登るには4?11月が一番いいですが、冬の雪景色も絶景です。
上海
四季がはっきりしていて、夏は暑くて湿気が多く、冬は寒いです。一月の平均気温は3℃位、7月の平均気温は27℃位で、一番暑い時に最高気温が40.2℃に達したことがあります。年平均降水量は1100ミリ位で、6月中旬から7月上旬まで、約20日間の梅雨があり、7月から9月まで沿海地区では台風に襲われることもよくあります。
上海を旅行するのは年中適しますが、梅雨の時期を避けて、夏は台風に気をつけましょう。
海口
海口は熱帯季節風気候に属し、海洋性の特徴があります。1-2月は一番寒く、平均気温は17.2℃で、7-8月は最も暑く、平均気温は約27℃、年平均気温は10℃以上あります。年平均降水量は1500ー2000ミリです。
11月から翌年の5月までが観光に一番いい季節です。海南島の東部は「台風廊下」といわれます。夏や秋に旅行する際は、台風に十分気をつけてください。
武漢
武漢は北亜熱帯気候に属し、一月の平均気温は4℃、7月は28.8℃です。武漢は「暖炉」と言われるほどで、夏は最高気温が35℃以上の日が20日間以上続き、湿度は70%にもなり、蒸し暑くて、中国の中でも夏が暑いことで有名な場所の一つです。
武漢は夏に極めて暑く、一日の温度差も小さいので、観光するには夏を避けて、最適の秋にしたほうがいいでしょう。
黄山
黄山は気候が温暖湿潤で、四季がはっきりしています。1月の平均気温は-3℃、7月の平均気温は17.6℃です。
黄山は年間を通して観光に適し、四季折々の姿が魅力的です。麓と頂上の温度差が大きく、特に冬の雪景色を楽しむ時は防寒対策に気をつけてください。
ハルビン
ハルビンは1月の平均気温が約ー22度、7月の平均気温は約21℃です。年平均降水量450ー700ミリ、夏の降水量は年間降水量の60%を占めています。
ハルビンでは冬(12ー1月)と夏(7ー9月)が最も観光に適しています。冬は雪景色を楽しめ、夏は最適な避暑地になります。
ウルムチ
世界で海から最も遠い都市です。大陸性気候で、1月の平均気温はー15.2℃、7ー8月は25.7℃で、年平均降水量は194ミリです。春と秋が短く、冬と夏が長く、昼と夜の温度差が大きいです。
6ー10月はウルムチを観光するのに最適な季節です。この時期、気温もしのぎやすく、花や木が茂って、果物も美味しいです。ここを旅行する際は、初夏や秋でも防寒対策に気をつけるほうがいいでしょう。
(翻訳:謝東)
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