宝鋼集団はこのほど、上海汽車工業集団総公司と協力協定を結んびました。両社は自動車のスチールホイール製造において協力を展開していくことになります。
中国の自動車産業は急成長を遂げています。上海汽車は戦略の重点を完成車およびコアパーツの製造に置きつつ、その他部品の製造は他社へとまわす道を模索してきました。一方、宝鋼集団は「一点集中と適度な多元化」を成長戦略として、自動車産業において資源と技術力のアドバンテージを発揮すべく、自動車部品製造への投資を拡大してきました。
ニュースによりますと、中国自動車工業協会がこの日発表した統計によりますと、今年の1月から10月までの自動車の生産量と販売量はそれぞれ700万台を超え、去の同期よりいずれも2割余り増えています。
ここ数年、中国の自動車産業は持続的に成長し、国民経済の支柱産業となっています。これについて専門家は、「中国のマクロ経済は持続的に成長し、住民の収入は絶えず増加しているものの、いまの自動車の一人当たりの所持量は依然として世界の平均レベルより低いため、自動車に対する需要が増えることを保障していく」と述べました。
業界筋は、今年、中自動車の生産量と販売量はそれぞれ900万台近くに達する見込みだと分析しています。
また、中国自動車工業協会が7日発表したデータによりますと、今年の自動車の販売台数は11月までに、420万台数を突破し、去年同期に比べて24%増えました。
この最新データでは、この420万台のうち、中国製の自動車の販売台数は全体の27%を占めています。
一部の専門家によれば、自動車の価格はこれからも下がるということです。(新華ネットより)
|