北方重工沈陽重型機械集団有限責任公司はこのほど、カザフスタンのある企業と、瀋陽で金額にして2000万ユーロに上る契約を結びました。契約の内容は、年産40万トンクラスのセメントクリンカー・プロジェクトにおける設備建設などを一括して請け負うというものです。
今後2年間、北方重工はこのカザフスタン企業のため、そのセメント製品の設計から生産ラインの建設、最後の生産段階までを一貫して支援します。こういったプロジェクト一括請負事業は、その事業を請け負う設備製造企業のレベルを判断する指標となります。自身が強みを持つ事業資源を集約してプラント設備製造事業を成長させてきた北方重工はこれにより、大手を振って国際市場に足を踏み出したことになります。
この度カザフスタンに輸出されることになる年産40万トンクラスのセメントクリンカー生産設備は、世界的にも先端水準の新型乾式セメント生産設備です。また今回の契約は北方重工にとって、加工最高額の大型プラント輸出契約となりました。(新華ネットより)
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