トヨタ自動車はこのほど、広州汽車集団株式有限公司(広汽集団)、第一汽車集団公司(一汽集団)と共に、天津に合弁物流企業を設立したと発表しました。新しい企業は10月から正式に営業を開始しました。
この合弁企業は「同方環球(天津)物流有限公司」という社名で、天津経済技術開発区に位置し、登録資本金は4000万元で、出資比率は広汽集団が25%、一汽集団が35%、トヨタが40%となっています。2007年7月16日に登記・設立し、合弁期間は20年となっています。
また、一汽集団金毅副総経理は同方環球の首席董事長を兼任し、日本側から斉藤延仁氏が総経理として派遣されます。
現在、トヨタが中国で展開している合弁自動車企業は、いずれも複数の物流企業により運営されています。このたび設立した合弁物流企業は、今後、物流管理と物流計画、物流事業の役割を発揮し、分散されている南北の物流資源を統合することで、コスト減と効率向上を実現することが期待されています。
トヨタ側によりますと、この合弁会社は、現地で生産されたトヨタ自動車、輸入されたトヨタ自動車、および自動車の生産に必要な部品の物流を担うことになるということです。(10/12 新華ネットより)
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