このコーナーではC.E.(China Economy)に関するデータをご紹介します

2兆958億元

　中国国家海洋局が9日に発表した統計報告書によりますと、2006年、船舶業や海の天然ガス開発など中国の海洋経済の生産高は2兆958億元に上り、GDP・国内総生産に占める割合が初めて10％を突破したということです。

三分の一

　第2回中国（大連）国際服装紡績品博覧会の記者会見で、商務省の高虎城次官は「中国の紡績品の生産高は世界の三分の一を占めており、去年の輸出額は1440億ドルに達した。しかし、ブランド、アイディア、技術革新の面ではまだ立ち遅れており、強化されなければならない。これは中国が輸出製品の付加価値を高め、対外貿易の成長方式を転換することにもプラスとなる」と語りました。

63％

　農村部の発展を目指す事業・「村郷市場プロジェクト」が実施されて二年間で、大きな成果を収めています。去年末までに、全国で、農家のチェーン店が16万軒以上建てられました。これは、63％の県と県レベルの市をカバーしており、1億4千万人の農民が恩恵を受けています。

30億元

　中国国家開発銀行はこのほど、西安で、中国西部地域の開発区との間の協力協定に調印し、開発区のインフラ施設の建設に30億元の貸付金を提供することになりました。貸付金を獲得したのは、西安や西寧、成都、フフホト、ウルムチなどの開発区です。

0.5ポイント

　中国人民銀行（中央銀行）はこのほど、金融機関の預金準備率を4月16日から0.5ポイント引き上げることを発表しました。今回の引き上げは、銀行システムの過剰流動性を押さえ込むための措置で、融資拡大や投資反発を抑制するためのものです。預金準備率の引き上げは、今年に入ってから3度目、2006年以来6度目で、今回の調整を受けて、金融機構の預金準備率は10.5％となります。（CRI総合編集）