彼女は綺麗、賢い、格好いいの「三K」女史と言われています。彼女のサクセスストーリーは多くの中国女性を励ましています。彼女は香港富華国際グループ会長で、長安クラブの創始者でもあります。彼女の名前は陳麗華です。 

　資産形成：陳麗華さんは香港で事業を始めたもので、家具の商売で稼いだお金で比利華にある12棟の別荘を安く購入して、高値で売り、それを繰り返すことによって、かなりの創業資本を手にしました。20年間の努力を経て、その資産は50億ドルを超えました。

　資産ランキング：胡潤2005年度中国100人富豪ランキングの第16位

　陳麗華さんが行なった最も贅沢なことと言えば、2億元を使って、国内における初の個人博物館ー中国紫檀博物館を建てたことでしょう。陳さんは東南アジア産の珍しい紫檀木材を殆ど買いしめ、中国各地から700人の大工を雇いて、1000件余りの豪華な紫檀家具をつくったり、修繕したりしました。その中で最も有名なのは、高さが3メートルもある故宮の隅櫓（すみやぐら）の模型と、実物と同じ大きさの故宮太和殿の皇帝の椅子です。故宮の模型のほか、『韓熙載夜宴図』や『清明上河図』など唐や宋の時代の名画の中に描かれた家具もあります。

　紫檀は貴重な木材で、「一寸の紫檀は一寸の黄金」と言われるように1トンの紫檀の木材の価格は十数万元もします。 　

　翻訳者：董燕華