東京の銀座や新宿などに匹敵する北京一の繁華街といえば、王府井です。高級デパートやレストランが数多く建ち並び、一日の通行量は平均30万人といわれています。この王府井で先週末、中国と日本のお祭りや伝統舞踊が披露されました。
「日中のお祭りin北京」という、中日の国交正常化35周年を記念するための大イベントが行われたのでした。日本側からは徳島の阿波踊りや島根の石見神楽(いわみかぐら)、沖縄のエイサー、秋田の竿灯(かんとう)まつりなど、中国側からは太鼓や獅子舞、カンフーなどが登場しました。まさに両国のお祭り・舞踊が結集したという感じでした。さらに、週末の人出でにぎわう王府井で開催されたため、会場は大きく盛り上がっていました。北京市の中心部でこの規模のイベントが開催されることはめったにありません。また、王府井が特定の国のイベントのために開放されるのも初めてのことでした。
今週の番組では、この「日中のお祭りin北京」の様子をお届けします。日本のお祭り団体と中国の観客のインタビューを交えながら、それぞれが感じたことをお伝えします。
林涛さんの「中国昔話」では、「キツネの居候」と「蛇の仇討ち」という2つの小話をご紹介します。
今週の「カルチャーパワー」、どうぞお楽しみください!(鵬)
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