独楽といえば、回転させて遊ぶ玩具としてお馴染みかもしれませんが、「空中ゴマ」というのは聞いたことがあるでしょうか?
実は、「空中ゴマ」という呼び方自体も、決まったものではないのです。これ以外にも、「中国ゴマ」とか「唐独楽」などがあるのです。ただ、独楽は地面に立って回るのに対し、「空中ゴマ」は空中で回るので、それを区別するために小生が勝手につけたものです。この「空中ゴマ」は、中国語では「空竹」といいます。
今週の「カルチャーピックアップ」では、この「空竹」をご紹介します。北京の「空竹」の達人・王麗雲さんにお話を伺いましたが、王さんの説明にしたがって、「空竹」歴史や分類、回し方、技などを一緒に探っていきましょう。
その次は「博物館めぐり」。今回は、吉田さんとともに「炎黄芸術館」を訪ねてきました。「炎黄」というのは、どういうものでしょうか?館の名前を選んだ当初、中華民族を代表する言葉の「華夏」「東方」など多くの候補があったのですが、「炎黄」にしたいきさつはなんでしょうか?そして、中国でロバなどの動物画を描くことで有名な画家・黄冑さんが、この芸術館との間に深いかかわりがありますが、それはなんでしょうか?答えはすべて今週の「博物館めぐり」にあります。
最後は、林涛さんの「中国昔話」です。「不思議な老人」と「肝試し」という二つのお話をお届けします。
今週の「カルチャーパワー」、どうぞお楽しみください!(鵬)
|