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1998年世界遺産に指定されました。
天壇は現在天壇公園とも言います。明の永楽4年（1406年）に設計施工し14年をかけ永楽18年（1420年）に完成した天壇は、その面積が270万平方kmを持つ中国最大の祭祀建造物です。北京の南東部に位置し、明・清の皇帝が毎年天に五穀豊穣を祈った場所です。そのため、天壇のいたることころに古来からの中国思想が反映されています。
見所
祈年殿
メイン建物の一つは祈年殿、天壇の中心に位置する建物で、瑠璃色の屋根で、天に向かうこの建物は荘厳さを与えてくれます。
回音壁
円形の形をしている回音壁の壁に向かってささやくと180度反対側にその声が伝わるように出来ているそうで、信じて疑わないような顔をしてためしにしている国内外からの観光客が多いです。
圜丘
圜丘は段や柱、タイルの数が、全て9の倍数で統一されています。かつてその中心は皇帝しか立つことができなかったのです。
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