国慶節のゴールデンウィークも終わり、町は落ち着きを取り戻してきました。これからはいよいよ本格的なスポーツの秋です。そんな中、気になる調査データが入ってきました。日本の文部省が行なった「体力・運動能力調査」の2005年度分の結果が発表されたのですが、1985年から始まった小中高生の体力低下には歯止めがかからず、また子ども達の持久力は過去最低レベルに落ち込んでいるということです。
実は、中国でも時を同じくして、国民の身体・運動能力を調査した「第2回国民体質調査」の結果が発表されました。この調査は2000年に初めて行なわれ、以後5年に一度、つまり去年2005年度が2回目の実施というわけです。3歳から69歳まで全国22万人を対象にして行なわれた今回の調査。そのデータから中国ならではの非常に面白い結果が出てきました。
今回の「一押し」はこの調査結果をもとに、「中国人と運動」について考えます。
ちなみに日本では、テレビを長時間見ている、朝食を食べないなどの子ども達の体力が特に劣っている場合が多いそうです。最近はテレビゲームに熱中する子ども達が多い北京ですが、果たしてどんな結果になったのでしょうか。
「私をオリンピックに連れてって」では、北京の多くの小中学校で実施されている「オリンピック教育」を取り上げます。オリンピック精神、理念を通して"化学"を学ぶ?一体、どんな教育なのか、モデル校の校長先生の話を交えてお送りします。
放送日時 10月9日 19:20ー(初回放送) 21:20ー 23:20ー
10月10日 7:20ー 8:20ー 20:20ー 22:20ー 0:20ー
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