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谷渓

2018-02-22 10:27:28     cri    

 字は嘯滄、1946年に北京に生まれ、原籍は山東省威海市。中国の人民美術出版社のベテラン編審(ニュース・出版・ラジオ・テレビ業界のトップ職階)、中国書道家協会会員、中国の西泠印社のメンバー、第四期と第五期の北京市書道家協会副会長兼審査委員会主任。

 中国当代の有名な書画家として、幼い頃から「金石書画(金石芸術と融合する書画)」に興味を持ち、北京青年美術補習学校で中国画と書道を学びました。書道は、溥雪斎氏(清の道光帝の曾孫)から入門の知識を学び、その後郭風恵氏、鄭誦氏について学びました。絵は、李苦禅氏、秦仲文氏について学びました。

 書道では篆書、隷書が得意で、商と周の金文(青銅器の表面に鋳込まれた、あるいは刻まれた文字)、石鼓文(中国の現存する最古の石刻文字資料)、秦の時代に石に刻まれた篆書文字を臨模しました。古代の篆書を自分の篆書と融合させ、垢抜けた自身のスタイルを形成しました。隷書の研究で、漢の時代の隷書から学びはじめ、『衡方』や『張迁』など漢碑(漢の時代に石碑に刻まれた文字)、漢の時代の金文の隷書を臨模しました。

 絵では花鳥画、特に梅、蘭、竹、菊が堪能です。文人画(文人の思想が現れた絵)の優秀な伝統を受け継いで、発展させています。

 作品は国内外の大型書道・絵画展示会で頻繁に展示され、陝西省博物館、北京図書館、マカオ賈梅士博物館、日本の成田寺などに収蔵されています。

 このほか、『印章を造る芸術』『漢碑とその書き方』『中国の書道芸術・先秦編』などの書籍を出版しました。

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