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子供時代

2016-06-03 19:12:13     cri    

 6月1日は中国の子供の日です。この日は子供たちが公園や劇場で様々な祝賀イベントやパフォーマンスを楽しんだり、家やレストランでグルメを楽しんだりして、子供時代の楽しい思い出を積み重ねていきます。今回の中国メロディーは子供時代の思い出とともに子供たちの声が奏でる合唱曲をお送りしましょう。

丢手绢~ハンカチ落とし~

 子供時代は時には昨日のことのように思え、時にはとても遠いことのようにも思えます。皆さんは、自分の子供時代の遊びをまだ覚えていますか?

 「丢手绢(ハンカチ落とし)」という歌は多くの中国人にとって子供時代の思い出を呼び起こします。この歌は子供たちが「ハンカチ落とし」遊びをする時に歌うものです。このような遊びを通して、親は子供たちと一緒に楽しい時間を過ごし、この思い出はいつまでも心の奥に残り続けます。

思い出の味

 夏の正午、太陽が激しく照りつける中、街にアイスキャンディーを売るおばあさんの声が響きます。その声は子供たちには一番の誘惑です。

 物資が乏しい1970・80年代当時、アイスキャンディーの味は小豆、サンザシ、クリームの三種類しかありませんでしたが、そのおいしさは当時の子供たちにとって、いまでも忘れられないものです。皆さんは子供時代の楽しい思い出といったら、どんなことが心の中に眠っていますか?

思い出が詰まった「聖地」

 誰でも心の中には小さくて大事な部屋があり、そこに子供時代の美しい思い出が保管されていることでしょう。私にとって、緑豊かな北京・玉淵潭には子供時代の思い出がたくさん詰まっています。

 父親は夏休みの夕方、ほぼ毎日のように兄と私を連れて玉淵潭のほとりへ一緒に行きました。また、私の多感な少女時代、悩みが数え切れないほどあったときには、玉淵潭の湖畔の草むらに横たわり、星空を見上げて心のわだかまりを空に訴えたこともあります。

番組の中でお送りした曲

 1曲目 猜調(謎かけ)

 この歌は、雲南省の子供の歌で、子供たちが謎かけ遊びをする時の様子を描いています。謎かけを子供が出して、謎を解く子供は機知に富んだ答えをするというユーモア溢れるやりとりはとても印象的です。

 歌詞:

  何かが長くて 空にある

  何かが長くて 川の中にある

  何かが長くて 街で売れる

  何かが長くて 娘の前に置かれる

  

  銀河が長くて 空にある。

  蓮根が長くて 川の中にある

  うどんが長くて 街で売れる

  糸が長くて 娘の前に置かれる

 2曲目 童年(小さい頃)

 この歌は私の学生時代に良く歌われていたもので、今は私の息子が好きな歌です。歌の中にあるちょっと青臭くも青春を感じさせる時間は、きっとどの世代の人にとっても、自分の子供時代と重なるところが多いから歌われ続けているのでしょう。

 歌詞:

 なぜ太陽が山の裏側に沈むのか 誰もわからない

 山の中に神様が住んでいるのか 誰もわからない

 いつもぼんやりと空を見上げている

 こんなに好奇心があって こんなに空想が好きで

 こんなにも孤独だった小さい頃

 3曲目 让我们荡起双桨(さあ、船を漕ぎだそう)

 この歌は1950年代の子供映画「祖国の花」の挿入歌ですが、60年経った今でも、年代を問わず中国人なら誰でも知っている思い出の歌として歌い継がれています。

 歌詞:

 小舟を漕ぐよ

 小舟が波をかぶる

 小舟を漕ぐよ

 水面には美しい白い塔の影が映っている

 緑と赤で囲まれたこの湖

 小舟がゆらゆらと波に揺られ

 涼しい風が吹いてくる…

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