都市化率58.52%　発展のバネに

　国家統計局の最新データによりますと、2017年末現在、都市部の常住人口は前年比2049万人増の8億1437万人となり、都市化率も前年比1.17%増の58.52%となりました。

　国家統計局の毛有豊副局長は、「都市化の発展は内需拡大を利するものであり、生産効率の向上、リソース要素の最適化配置の促進、経済牽引効果の強化や、公共サービスレベルの引上げにもつながる」との考えを示しています。

　北京大学経済政策研究所の陳玉宇所長は、「都市化率の向上は技術の進歩と効率の改善に繋がり、生産型・消費型サービス業の強力な成長を牽引するのみならず、包摂性・普遍性をもつ経済成長の実現を容易にする。世界の経験に学び、経済の成長、産業構造の改善ならびに1人当たりの収入の増加の望める持続可能な都市化の道を進んでいくべきだろう」とコメントしました。

中国城镇化率升至58.52％　释放发展新动能

　　中国国家统计局最新发布的数据显示，2017年末，中国城镇常住人口81347万人，比上年末增加2049万人；城镇人口占总人口比重（城镇化率）为58.52％，比上年末提高1.17个百分点。

　　国家统计局副局长毛有丰说，城镇化发展有利于扩大内需，提高生产效率，促进要素资源优化配置，增强经济辐射带动作用，提高群众享有的公共服务水平。

　　北京大学经济政策研究所所长陈玉宇说，城镇化率提升将带来技术进步和效率改进，带动生产性服务业和消费性服务业强劲增长，也更容易实现包容和普惠的经济增长。要借鉴国际经验，走一条能带来经济增长和产业结构变化、人均收入提高的持续城镇化道路。