市クラス政府財政透明度トップ3は北京・広州・上海

　中国国内の研究機関が8日に発表した市レベルの財政透明度研究報告によりますと、北京、広州、上海がそれぞれ上位三位までの位置を占めたことがわかりました。　

　清華大学公共管理学院公共経済、金融と地理研究センターが発表したその報告によりますと、全国295の省管轄地方都市以上のレベルの市政府及びその直下のレベルの358の県クラス都市における財政透明度状況について研究を行った結果、上位6都市はそれぞれ北京、広州、上海、珠海、武漢、杭州となりました。また、百点を満点とする計算法で、80点以上を獲得したのは4都市、70点以上を獲得したのは20都市、60点以上を獲得したのは63都市となり、昨年より大きく進歩していることが明らかになりました。

　この研究の担当者である清華大学公共管理学院の俞乔教授は、総得点にせよ、項目別得点にせよ、昨年と比べると、省管轄地方都市クラス以上の都市の行政機関では、財政透明度建設において、目に見える改善を遂げているとしています。

　なお、これら政府の財政透明度を評価するコア指標には、市クラス政府の予算とその執行状況、すなわち、「四帳簿」（公共財政状況、政府資金状況、国有資本経営状況と社会保険基金運用状況）の公開情報が用いられています。

中国市级政府财政透明度排名：京广沪居前三

　　中国研究机构8日发布的中国市级政府财政透明度研究报告显示，北京、广州、上海居市级政府财政透明度前三位。

　　由清华大学公共管理学院公共经济、金融与治理研究中心发布的该报告，通过对全国295个地级及以上市政府及358个县级市财政透明度情况进行了研究，排名前6名为北京、广州、上海、珠海、武汉、杭州；按百分制核算，得分80以上的城市有4家，得分70及以上的城市有20家，得分60以上的城市有63家，相较于去年有较大的进步。

　　课题组负责人、清华大学公共管理学院教授俞乔表示，不管是从总得分还是细项得分来看，相比于去年，地级及以上市政府在财政透明度建设上有了比较明显的改进。

　　衡量政府财政透明度的核心指标是市级政府对预算与预算执行情况，即"四本账"（公共财政、政府性基金、国有资本经营以及社保基金）的公开情况。