2016年、信用保証制度確立へ＝『法治青書』

　中国社会科学院は20日、『法治青書』を発表し、2016年は中国社会における法治建設の加速が進み、信用保証制度の第一段階が確立されたと明らかにしました。

　青書によりますと、「中国政府は2016年、社会保険や社会の特別優遇と補償などの分野において大量の文書を公開したことで、社会保障のレベルを向上させて、その範囲を拡大し、社会保障に力を入れてきた。しかし、社会保障制度の法律化はまだ完全ではなく、関連措置も不十分だ。2017年は、その法律体制の更なる完全化を図り、社会保障がカバーする範囲を健全化させ、弱者たちの社会保障問題を着実に解決していく」ということです。

　青書は、また「中国政府は2016年、信用保証制度の確立に法的な手段を用いた。つまり、信用を守る人を奨励し、信用を失う人を懲戒するということだ」と指摘しました。

　さらに今年の活動について「2017年、中国は社会保障制度のいっそうの健全化を図り、基本養老保険や企業年金、医療保険基金予算管理、社会保障基金監督監理などについて関係する制度の文書を公開していく。また、社会保険がカバーする範囲を拡大させて監督監理を強化し、医療や基金投資管理などに対する監視、監理を強化していく」としました。

【社会】蓝皮书：2016年社会法治发展加速 诚信体系初步建立

　中国社科院3月20日在北京发布的《法治蓝皮书》中称，2016年中国社会法治发展加速，诚信体系初步建立。

　蓝皮书指出，2016年，中国在社会保险、社会优抚和补偿等领域出台了大量文件，提高社会保障的水平，扩大社会保障的范围，增强社会保障的力度。但中国社会保障制度仍缺乏刚性、配套措施不足，2017年需进一步完善社会保障的法律体系，健全社会保障的覆盖范围，切实解决好弱势群体的社会保障问题。

　蓝皮书指出，2016年，中国政府在信用机制建设方面引入了法治手段，通过守信激励和失信惩戒的方式构建诚信体系。

　法治蓝皮书指出，2017年中国将会进一步完善社会保障制度，在基本养老保险、企业年金、医保基金预算管理、社保基金监督管理等方面都会出台相应的制度文件，扩大社会保险的覆盖范围，加强社会监督队伍建设，强化对医疗行为、基金投资管理等方面的监管。