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両会議特集(二)
供给侧结构性改革(gōngjǐcè jiégòuxìng gǎigé)
供給側の構造改革
分解すると、「供给侧」+「结构性」+「改革」、つまり、改革によって供給側の構造調整を推進すること。
これまで、中国の企業は性能が悪かったり、使いにくいものを過剰に生産してきた。一方、消費者は、生活レベルも上がり、ネットなどで情報を容易に入手でき目が肥えてきたので、モノやサービスに対する要求が日に日に高くなっている。国内で供給されるものと求めるものの差が大きくなり、国内のものでは満足できず「爆買」や「海淘」=海外ネットショッピングなどが流行するなどの社会現象が起こった。
今後、供給側は構造調整、意識改革を行い、市場や消費者の求め応じて、柔軟にモノやサービスを供給=提供するしくみを構築し、生産性を高めようというもの。
脱贫攻坚(tuōpín gōngjiān)
貧困脱出という難題に取り組む
「脱贫」は貧困脱出、「攻坚」は堅塁、守りの堅いとりでを攻撃すること、
つまり一番難しい問題に取り組むこと。
中国は2020年(第13次五ヵ年計画の最後の年)までに、現行の基準の下で農村貧困層を貧困から脱出させるという計画がある。
これまでの貧困扶助と違い、今回は「精准扶贫(精査した貧困扶助)」を強調している。つまり、バラマキではなく貧困人口のデータを集め、そのパターンによって、策を施す。そのためには、国家レベルの貧困開発ビッグデータ、省レベルの貧困扶助開発融資、県レベルの貧困開発資金プロジェクトの整理統合など五つのプラットフォームを整備すると共に、審査や離脱、そして、第三者による評価メカニズムを構築しなければならない。
ただ単に貧困者に金銭の補助を与えるだけではなく、自立し、人が自ら持つ豊かになりたいという意欲を掘り出して、その努力を支援することに取り組むこと。
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