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サプライサイドの構造改革。つまり、構造改革を通じて供給側の各要素を合理化し、経済の発展を促進すること。
2015年11月10日、習近平国家主席が中国共産党の中央会議で提起し今や最も注目される経済用語。
具体的な措置としては、一人っ子政策を止め人口ボーナスを補強、土地の効果的活用による不動産バブルの制御、企業の所得税減税による利益増加、奨励制度を設け革新意欲を高めることなどが挙げられる。そのほか、政府も行政の簡素化と一部権限の企業への委譲によって、市場に決定的な役割を果たさせるべきとする。
※この言葉の登場は、構造改革をより一層進めるという決意の表れと受け止められる。
货币篮子(huòbì lánzi)
通貨バスケット。
10月1日、人民元が国際通貨基金(IMF)の特別引出権(SDR)の構成通貨になったこれを中国では「SDRの通貨バスケットに入った」という表現をしている。
人民元がバスケット入り=主な国際準備通貨になったことで、国際社会の中国の経済・金融政策に対する注目度がより高まる。逆に中国側も市場とのコミュニケーション強化、即時かつ確実な金融政策情報の発信などが求められる。
G20杭州サミットでもSDRの使用拡大が議事に盛り込まれたことでも注目度の高さがわかる。
网络安全法(wǎngluò ānquán fǎ)
正式名称は『中華人民共和国インターネット安全法』。
インターネットに関する中国初の安全法で11月7日に発効、2017年6月1日から施行。
※中国でのインターネット普及率、利用率、影響力などは日本に較べて高いものの法整備がなされてなく、個人情報の保護などあらゆる面で不安があった。ある意味、本格的なネット社会のスタートとも言える。
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