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「秋に思う(秋思)」張籍

2015-09-21 17:01:53     cri    

 日本ではこの週末から、敬老の日と秋分の日が重なる大型連休ですね。20日が秋のお彼岸の入り。暑さ寒さも彼岸までと言いますから暮らしの中でも季節の変わり目を迎えます。本来、お墓参りに行くのがお彼岸の中日、秋分の日の過ごし方ですが、みなさんはどんな風に過ごす予定ですか?今度の日曜日20日北京では北京マラソンが行われます。私も参加して42.195キロを走る予定です。2011年に北京で暮らすようになってからいろいろなマラソン大会に出ましたが、毎年欠かさず42キロのフルにチャレンジしている北京マラソンは、私にとって特別な存在です。いつも見慣れた北京の街をいつもとは違う目線で走りながら見ることができるからです。車や地下鉄で移動している時と違って、走っていると街と会話できるような気がします。大人になると学生時代のように試験や発表会と言った目標をもって挑戦するものが少なくなってしまうのですが、私にとって北京マラソン42キロは、計画を立てて練習をこなし本番に臨む年に一度の目標への挑戦です。タイムと言う客観的な結果がでるのは、怖くもあり楽しみでもあります。悔いが残らないように笑顔で走り切りたいと思います。さて、今日は、張籍の「秋に思う(秋思)」を紹介します。

 作者、張籍は中唐の詩人、安徽省の人。李白、杜甫、白居易とともに四大詩人の1人、韓愈の推せんで国子博士から国子司業になりました。楽府(がふ)体の詩を得意とし政治を批判し庶民の苦しみを歌う詩も多く作りました。今回紹介した詩は作者が故郷を出て都、洛陽で科挙の試験勉強中か、役所勤めをした頃の作品と言われています。秋と言えば風、その風が運んでくるのは故郷への思いなのでしょうね。洛陽城裏の城裏は街中と言う意味です。家書は家族への手紙、または家族からの手紙。意万重は意、思いがあれこれと重なること。復恐る匆匆にして、の恐るは心配する、匆匆にしては慌ただしい様子を言います。行人は手紙を持って行ってくれる使いの人でしょう。秋風を見て、手紙を書こうと思い、書いてみたが託す時になってもう一度、封を開ける。一連の流れが解りやすく28文字にまとめられています。見えない風を感じるのではなく、見ると表現したり、才能ある詩人であることが解りますが、最後の「もう一度封を開ける」は、私も出発まじかに心配になって持ち物を何度も確認したりしますので、とても共感でき親しみを感じさせてくれます。

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