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地下鉄13号線

2015-06-23 15:54:16     cri    

 毎日の忙しい生活に疲れたら、13号線に乗ってみてください。西直門を出発し、車両はゆっくりと騒がしい中心地を離れてゆきます。地下鉄といっても、地上を走る部分が多い13号線は、北の郊外を走り抜け、車窓から山や川を見ることができます。ちょっとした小旅行気分が味わえる路線です。もともと13号線は「地下鉄」ではなく、都市鉄道と呼ばれていました。2002年に開通し、1号線と2号線の建設から22年を経てつくられた新しい路線でした。走行距離は40.85キロメートルで16駅設置されています。

西直門駅(西直门站)

 西直門は元時代は「和義門」と呼ばれていました。明の永楽時代に現在の名前となりました。明、清時代には北京から西部の山間部へ続く門で、北京に内城にあった9つの門の中でも規模が大きいものでした。さらにこの時代、北京の水質はあまり良いものではなく、宮廷用の水が毎日玉泉山から運ばれる際、必ず西直門を通るため「水門」とも呼ばれていました。1969年に地下鉄工事が始まり、城門や城壁にあった櫓は撤去されました。歴史ある西直門に昔の面影はありません。今は近代的なビルが立ち並び、都市発展を象徴しています。また2号線、4号線の乗り換え駅でもあり、西部の主要な交通の要衝にもなっています。

観光スポット

西環広場(西环广场)

 北京のめざましい発展につれ、海外から建築家が招かれる機会も増え、北京には次々と奇抜なデザインの建築が現れました。北京現代十大建築には、オリンピックスタジアム、国家大劇院、CCTV新社屋のほか、西環広場の名もあがります。弓形のビルが3つ並んだ様子はまるで3つの小山のようでユニークです。ガラス張りの本体は太陽に光り弧を描く虹のようにも見えます。

アクセス:地下鉄A出口出てすぐ。

北京北駅(北京北站)

 もともとは汽車の駅で、西直門駅と呼ばれていました。中国が独自設計を行なった初めての幹線鉄道で、北京の豊台村から張家口をつないでいました。1905年に建設が始まり4年後の1909年に完成しました。その後1988年に地下鉄建設に伴い現在の名となり、2005年に改築工事が始まり2009年に完成しました。ここから列車に乗り万里の長城の一部である八達嶺へも行くことができます。

アクセス:地下鉄A出口出て、左折。

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