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聞き手:王小燕、星和明
引き続き「世界を笑かすコメディアン」と題して、「よしもとクリエイティブ・エージェンシー」所属芸人で、現在は世界を舞台にスタンダップコメディアンとして大活躍中のぜんじろうさんにお話を伺います。スタジオにお見えの大学生見学者から投げ出した質問や、即興でひねったお笑いもぜひお聞きください。
【皆さんのお便りから】
★北京日本人学術交流会・山口直樹さん
日本ではウーマンアッシュアワーの村本氏が、話題になっていますが、スタンダップコメディ―の先駆者としてぜんじろうさんは、もっと注目されてよいと思います。私が、一番良いと思ったのは、上岡龍太郎とぜんじろうさんとの師弟関係を、藤野先生と魯迅になぞらえたところです。私は、「上岡龍太郎とぜんじろうの師弟関係は、フロイトとユングのような師弟関係ではない。」と書いたことがありますが、藤野先生と魯迅の師弟関係に近いなと改めて思いました。次週も楽しみにしたいと思います。
★愛知県・ゲンさん
「笑かす」は大阪弁だと思いますが、タイトルからして、気取りがなくて、いいですね。ぜんじろうさんの、スタジオを包んでいる包容力にまず感心しました。スタジオに見学に来ている人たちに、ゲストが色々質問してるってケース、今まであったかしら。生のお客さんの反応を、自分の呼吸に取り込んで仕事をされてきた人だと思いました。
上岡竜太郎さんの言葉をいつも胸に抱いておられることが、魯迅にとっての藤野先生の写真であるとか、中国では猪八戒になりたい人が多いという言い方があることも初めて知りました。ぜんじろうさんは、きっと国境の無い笑いを目指し、追及している人なんでしょうね。星アナのタイミングの良い質問も頼もしかったです。来週がとっても楽しみです。
【プロフィール】
ぜんじろうさん
1968年兵庫県姫路市生まれ。
大阪芸術大学入学後(2日で辞める)、上岡龍太郎氏に入門。その後、「ぜんじろう&月亭かなめ」を結成。二年後解散。ピン芸人としての活動開始。吉本印天然素材初期リーダー。大阪ではMBS「テレビのツボ」「ヤングタウン」、東京では「ぜぜぜのぜんじろう」「元気が出るテレビ」などの番組に出演。その後、海外を舞台に活動。海外では数多くの賞を受賞。
主な受賞歴:
2013年 第2回 インドコメディストア国内大会第2位
2014年 第9回 香港国際コメディ大会ファイナリスト
2015年 第1回 世界お笑い大会 in タイ 優勝
2016年 第1回 中国国際お笑い大会 ファイナリスト
2016年 第4回 アメリカコメディ大会 第4位
2016年 第1回 アメリカLaugh factory主催 世界コメディ大会日本代表
舞台だけでなく、現地のテレビ番組でも活躍し、韓国、スウエーデン、デンマーク、イギリスBBCなどにも多数出演。現在は、東京を拠点にしながら、国内外を問わず、外国語漫談、人工知能ロボットとの漫才、外国人との漫才コンビ「すしぶらざ~ず」での活動、ブログやウェブラジオなどインターネット上でも常に笑いを届けるべく精力的に取り組んでいます。
現在は、東京を拠点にしながら、国内、国外を問わず、外国語漫談、人工知能ロボットとの漫才、外国人との漫才コンビ・すしぶらざ~ずでの活動、ブログやウェブラジオなどインターネット上でも、常に笑いを届けるべく精力的に取り組んでいます。
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