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阿波の国の魅力を中国に伝えたい~徳島県上海事務所・坂東卓哉副所長に聞く

2017-06-27 17:49:23     cri    

聞き手:王小燕

 「日本の自治体職員在中国 加油」、今月は情熱な阿波の国・徳島からの坂東さんです。空港の名にまで「阿波踊り」が使われているこの神秘的な土地へ、坂東さんが自らの旅行体験に基づいて案内してくれます。
 坂東さんと事務所員の皆さんは、中国のソーシャルメディアWeiboやWechat(アカウント名:日本德岛县上海事务所)でも積極的に発信しています。ぜひフォローしてみてください。

【プロフィール】
 坂東 卓哉(ばんどう たくや)さん
 1986年、徳島県生まれ
 2009年、同志社大学社会学部メディア学科卒業
 2011年に徳島県に入庁、県土整備部などの部署を経て、2015年4月から徳島県上海事務所副所長に就任して現在に至る。

【番外編】徳島観光、坂東副所長からの耳寄り情報

◆阿波踊り
 400年以上の歴史を持つ伝統舞踊で、徳島県最大のイベントとなっています。毎年、夏になると徳島県内各地で阿波踊りが開催されます。中でも8月12日から15日にかけて開催される徳島市の阿波踊りは日本国内のみならず、世界各地から見物客が訪れ、見物客の数は130万人にもなります。また、徳島市中心部には、阿波踊りを年間を通して楽しめる阿波踊り会館という施設もあります。
 徳島県上海事務所は、阿波踊りを中国でも広めるために、上海阿波踊り団という組織を設立し、観光イベントなどで阿波踊り公演を実施しています。阿波踊り練習会は今、毎月1回実施しています。



◆鳴門の渦潮
 徳島県の北東部にある鳴門と兵庫県の淡路島との間にある鳴門海峡は、イタリアのメッシーナ海峡、北米のセーモア海峡と並び世界三大潮流の一つとされており、潮の干満差が1.5m、潮流の速さが時速15~20kmにもなります。そのため、海面に最大で20mにもなる無数の渦が発生し、自然の驚異を感じさせてくれます。
 渦は毎日発生しますが、日によって発生時間が変わります。渦の見ごろは、干潮・満潮の前後1時間半で、春と秋には大きな渦が発生しやすくなります。 

◆大塚国際美術館
 日本最大の常設展示スペースに原寸大の陶板画で世界の名画を再現した世界初のセラミックアートミュージアムです。
 ゴッホのひまわりや、ピカソのモナ・リザをはじめ、古代壁画から現代絵画まで、世界25カ国、190余りの美術館が所蔵する作品の中から厳選された1000余点が展示されています。写真は大塚国際美術館の展示品を撮影したものです。

 ◆藍の館
 
「青は藍より出でて藍より青し」ということわざがありますが、藍染めの青い色は、「JAPAN BLUE」として世界に知られるほど深く鮮やかな日本の色です。
 藍染と言えば徳島というくらい徳島県は藍染が有名な地域です。江戸時代には、徳島の藍は品質がとても高く別格扱いであったため、徳島の藍を「本藍」、それ以外の地域の藍を「地藍」と区別されていました。そんな徳島県の藍染の歴史や、藍染体験ができる場所が、藍の館です。

◆海陽町宍喰の海鮮料理
 宍喰駅は2匹のイセエビが駅長を務める面白い駅です。 名前は「あさちゃん」と「てっちゃん」。ここでは大変新鮮な海の幸がいただけます。写真(下)は地元で注文した3500円コースです。詳しい旅行記はWechatアカウント・「日本德岛县上海事务所」をご参照ください。

 

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