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レベル式教授法~麗澤大学外国語学部・三潴正道客員教授に聞く(中)

2016-10-11 19:47:02     cri    

聞き手:王小燕

 今回は引き続き中国語の専門家で、中国ウォッチャーの三潴正道さんにお話を伺います。

 先週の番組では、三潴さんの「定点観測式」中国観察法をご紹介しました。『人民日報』を30年にわたって購読し続け、関連記事を200あまりのカテゴリーに分け、スクラップブックを作成しているというユニークな方法です。

 地道な作業からはたくさんの成果が実っています。すでに739回を数えるウェブコラム「現代中国放大鏡」のほか、著書である「時事中国語の教科書」(陳祖蓓さんと共著、朝日出版社)はすでにシリーズ20冊目、『今、中国が面白い 中国が解る60編』(日本僑報社)は第9巻まで刊行されています。

 良き翻訳家、優れた中国ウォッチャーになるまでの、人生の舞台裏を聞かせていただきました。

 今回のインタビューはまず、前回の放送に対するリスナーさんの受信報告を紹介します。続いて、三潴さんが考案した、中国語学習の「レベル式教授法」にクローズアップします。

 ところで、現代中国語には、中国人も気づいていないことがあります。それは、話し言葉と書き言葉の違いです。中国人は無意識に同じだと信じていますが、実はそれぞれに独自の発展がありました。一体、どういうことを指しているのか。詳しくは三潴さんのお話をお聞きください。

【プロフィール】

三潴 正道(みつま・まさみち)さん

1948年東京生まれ

東京外国語大学大学院修了

麗澤大学外国語学部 客員教授

(株)海外放送センター顧問

NPO法人日中翻訳活動推進協会(而立会)理事長

現代中国事情、日中異文化コミュニケーション、時事中国語の専門家

 2001年よりWeb上で、中国時事コラム『現代中国 放大鏡』の週間連載を開始し、中国ビジネス関係者の支持を得る。独自の日中異文化コミュニケーション論とそれに基づく現代中国分析で、中国進出日本企業からの講演依頼を多数受けている。また、自ら考案した『レベル式教授法』で官界・報道界・実業界などで、これまでに100名以上の翻訳者を育成してきた。

<著書>

 「中国語論説体読解力養成講座」、「ビジネスリテラシーを鍛える中国語Ⅰ・Ⅱ(共著)」「中国時事問題解説(シリーズ)」、「現代中国の軌跡(共著)」、「やさしいビジネス中国語(共著)」、「知りたいことがしっかりわかる実戦中国語文法」、「現代中国走馬看花」、「現代中国放大鏡(シリーズ)」、「現代中国トピックス」、「現代中国13の顔」など多数。

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