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第10回大中物産杯日本語弁論大会開催

2016-04-11 15:23:02     cri    

 第10回大中物産杯日本語弁論大会が9日、北京の中国伝媒大学で行われました。同弁論大会は日本の商社である大中物産が、2007年から中国伝媒大学などと主催している大会で、今年で10回目を迎えます。

 大会には北京の16大学、天津の9大学から393人が応募し、予選を通過した初級の部10名、本戦16名の弁士が日頃学習に励んでいる日本語の成果を披露しました。発表する弁論テーマは毎年設けられ、今年は初級の部は「理想の暮らし方」、本戦は「ネット社会と私」、「両国の若者はもっと仲良くなれるだろうか」、「10年後の私」から一つ選びスピーチしました。

 開催に先立ち、主催者として中国伝媒大学の丁俊傑学術委員会副主任は、「この弁論大会は北京と天津地区における最も影響力のある大会となり、中日交流の楽しさを伝えられる場となった。中日両国の青少年の交流を深めていくためには、この大会を開催することはとても大きな意味がある」と述べました。また、同じく主催の大中物産の河窪博史社長は、「グローバリゼーションの大きな流れの中で、中国が世界のリーダーの一国として大きな役割を果たすことが望まれている。将来を背負う優秀な学生たちに日本語を通じて日本を理解してもらい、友好関係を一層促進してほしい」と大会への期待を語りました。


中国伝媒大学・丁俊傑学術委員会副主任


大中物産株式会社・河窪博史社長

 初級の部では天津外国語大学高梦露さんが最優秀賞を獲得しました。本戦の優勝は北京大学の葛培媛さん、準優勝は対外経済貿易大学の全雪珠さん、第三位は天津外国語大学の曹冠楠さんでした。また、今年は第10回記念大会特別賞が設けられ、中国伝媒大学の郭昀さんが受賞しました。最優秀賞を獲得した葛さんは、「将来は外交官として中日友好に自分の力を生かしたい」と今後の抱負を述べました。


優勝=北京大学の葛培媛さん


準優勝=対外経済貿易大学・全雪珠さん


第三位=天津外国語大学・曹冠楠さん


第10回記念大会特別賞=中国伝媒大学・郭昀さん


(初級の部)最優秀賞=天津外国語大学・高梦露さん

 本戦で受賞した4名には大中物産より副賞として日本旅行が贈られ、日本訪問を通して今後の中日文化の懸け橋として期待されます。

(取材、文責:星和明)

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