第27回を迎えた中日学生会議の第11回日本会議がこのほど、閉幕しました。財団法人三菱UFJ国際財団、財団法人日中文化交流財団などの後援団体の代表が閉幕式に参加しました。

　今回の学生会議はメディア、教育、政治、経済、環境など五つの分科会に分かれて、ディスカッションとフィールドワークを行いました。中国からは、北京、広州、江門（広東省）などからの学生代表が参加しています。

　閉幕式で、中日学生会議の顧問で、早稲田大学アジア太平洋研究科の天児慧教授は、「両国学生の理解を深めた」と今回の会議の成果を高く評価しました。

　この日中学生会議は日中関係に関心を寄せる日本の大学生有志が設立した組織で、日本の外務省と日本外交協会が主催する全国学生国際問題討論会「ザ・フォーラム」の一部。これまでに中国で１６回、日本で１０回開催されています。（Yan）