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今週の番組
   2008-05-08 17:29:56    cri




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 今週の番組の初放送はちょうど胡錦涛国家主席の訪日と同じ日でした。そこで、番組のオープニングでは、胡主席の訪日への期待や5月8日に早稲田大学での講演のネット中継の予告をしました。

 また、満尾さんは先月末までの1週間、他の言語部の人たちと一緒に貴州省の南の地方を取材して来ましたので、そのお土産話を聞きました。

 そして、お便り紹介のコーナーで、名古屋市にお住まいの鬼頭功さん、高山市にお住まいの羽場浩喜さん、徳島県鳴門市にお住まいの山口昌彦さん、香川県小豆郡にお住まいの森章さんからのお便りを紹介しました。

 最後に「ホットホット通信」のコーナーで、4月24日に北京の太廟で行われる山本耀司ファッションショーについてリポートしました。

 詳しい内容は、番組のほうをお楽しみください。

                                          (文:東)

満尾巧アナの貴州取材の感想:

 貴州省では、3日続きの晴天はないというそうですが、確かに、5日目に雨になりました。普段から雨が多い土地らしく、路面が濡れていることが多かったように思います。でも、天気には恵まれて、雨で困るようなことは全くありませんでした。緑多い山間部の農村地帯の旅ですから、緑もいっぱいでとても良い気分でした。

  

 今回の旅は、まさに、少数民族の故郷を訪ね、その豊かな伝統文化や芸能、暮らしぶりなどを広く内外に紹介しようというものでした。ヨーロッパ、アジアなど8カ国の外国人スタッフを中心にした大型取材団が、貴州省南部の3つの少数民族の村を訪ねました。ミャオ族、トン族、プイ族の3つです。といっても、少数民族の集落は貴州省内各地に沢山点在していますから、移動するのはバスで、深い山の中まで何時間もかけてたどっていくことになります。

    

 そして、たどり着いた集落の先々で、村人総出の大歓迎を受けました。まさに華麗というしかないような見事な刺繍が施された民族衣装と銀のアクセサリーで頭のてっぺんから足まで着飾った女性たちが歓迎のお酒を勧めてくれたり、男女が一緒になっての伝統の歌や踊り、楽器演奏などを披露してくれたりします。更にはそれぞれの集落に伝わる結婚式や成人式などの習俗を再現してくれる所もありました。

 そうした、伝統の儀式や習俗に接したり、伝統芸能を観賞できたことにも感動しましたが、それ以上にごく普通のことにも感動しました。例えば、こうした少数民族の地域の大部分が稲作地帯だったことです。よくもこれまでと思うほど上へ上へと耕された棚田の見事さや、使わている生活用具や農機具などがかつて日本の農村で使われていたのと全く同じ形だったりしたことです。もちを撞いてあんこや黄な粉のもちにして食べ、米のお酒を飲むことも同じでした。

     

 そして、日本と同じような木造住宅や貯蔵庫などの建物群が急な斜面に何百軒も建てられていて、集落全体がまとまった山の都市のように見えたこともありました。そうしたものが遺跡や文化財としてではなく、人々の暮らしそのものとして生き続けていることが驚きであり、大きな感動でした。しかも、水牛、牛、馬、豚、鶏、アヒル、犬なども一緒で、集落の外は田畑と緑の山々です。こうした暮らしののどかさや優しさは絶対に都会では味わえない気がしました。勿論労働の厳しさも忘れてはいけませんが。

 今回、私は、自分の父や母や先祖たちが暮らしてきた場所を訪ねたような親しみと懐かしさを感じながら、旅していました。もう一度、今度は、一人で訪ねてみたいです。(続き)

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