今週の2月14日は、バレンタインデーです。日本や韓国では、女性が男性へプレゼントを贈るそうですね。それと違って、中国では、男性から女性へ贈り物をする日です。
バレンタインデーは、元々中国の祝日ではありません。いったいいつから中国人もこの日を祝うようになったのか分かりませんが、わたしが大学に入ったころ(6、7年前)には、すでにバレンタインデーを祝うようになっていたように思います。彼女がいるルームメートはこの日、おしゃれして彼女を連れて出かけていました。部屋を出て行く時、彼はうきうきして、幸せな顔をしていました。彼女のいない私たちは羨ましくてたまりませんでした。けれども、そのルームメートは帰ってきてから「今月の生活費を全部使ってしまった。みんな、ちょっと助けてくれー!」と泣きついてきました。「幸せになるためには、代価が必要ですね」と、私たちは皮肉を言ってやりました。
バレンタインデーが近づくにつれ、各デパートや商店でいろいろなキャンペーンが始まり、市場競争も激しくなります。そして、バラの値段も高くなっていきます。普段1本1~2元ぐらいのバラは、バレンタインデーになると5~10元に値上がりされます。そして、バラの花束を抱え、彼女を待っている男性の姿が町のあちこちに見られます。この日、中国の女性は幸せだなあ・・・と思います。
さて、今週の番組をちょっと紹介します。
お便りのコーナーでは、今週もリスナーからのメッセージを紹介します。今週は、地球温暖化や中国のインターネット事情などについて紹介します。ぜひお聞きください。
「ホットホット通信」では、今週は2つの話題を紹介します。まずは、東京支局からのリポートです。このほど、東京都北区にある日中友好協会が、旧暦のお正月「春節」を祝う餃子パーティーを行いました。これに関する張国清アナウンサーのリポートをお送りします。それから、北京の公共交通機関に関する話題もあります。2008年オリンピックに向けて、北京市は交通機関の整備を進めているところです。この中には、日本企業の参与する姿も見られます。番組では、それに関する、ある日本企業の動きを紹介します。お楽しみに。
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