8月下旬に入り、北京はすでに秋の気配が感じられるようになりました。今年の夏は、雨が多かったので、厳しい暑さはぜんぜん感じられず、知らないうちに秋が静かにやってきたようです。21日の月曜日、太陽の光が窓からオフィスに差し込んできました。やわらかくてやさしい光です。窓際にたって、外を眺めると、なんとも綺麗な青空が広がっていました。薄雲が青空にポツポツ浮かび、時々形を変えています。それを見ていると、幸せな気持ちが沸いてきました。……夕方6時ごろになると、久しぶりの夕焼けが見えました。真っ赤な空を鳥が飛んでいました。彼らも急いで家に帰るところなのでしょう。それを思って、またさびしさを感じました。ああああ、秋!感傷的な季節ですね。
23日の水曜日、僕はどんな気持ちで番組を作ったのでしょうか?皆さん、番組を聴くとお分かりいただけると思います!
さて、今週の番組をちょっと紹介します。
お便りのコーナーではリスナーからのお便りを紹介しながら質問にも答えます。今週、神奈川県逗子市にお住まいの山越さんから長いお便りが届きました。山越さんは、今まで累計して20回以上も中国を訪れたことがあり、40以上の中国都市を回ったそうです。多分私よりも中国に詳しい方だと思います。山越さんは中国に対するイメージや、面白いエピソードなどを教えてくださいました。本当にありがとうございます。それから、長野県安曇野市の相馬さんから美しい花の写真が届きました。ユリなどの花が咲いている庭をお持ちの相馬さん、うらやましいですね。またぜひ美しい庭の写真を送ってください。ほかにも、多くのリスナーの方々からお便りをいただきました。どんな面白い話が飛び出すのか?ぜひ今週のお便りのコーナーを聞いてください。
「ホットホット通信」では、北京の「蒲蒲蘭絵本館(ポプラ絵本館)」を紹介します。絵本はかつて中国に存在していませんでした。ところが、ここ数年、中国の出版事情が変わってきたせいか、外国の絵本が中国で普及するようになりました。その流れに乗って、ポプラ絵本館が中国で開店したのです。ポプラ絵本館の状況や中国で絵本が普及しつつあるようすを紹介します。
「kokuseiが聞く」のコーナーは、奥田正彦さんのインタビューの最終回です。今週、奥田さんは、中国語学習訪中団と一緒に中国に来たことや、日本語部のピクニックに参加したことなどを話してくれます。ぜひ、お聞きください。
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