日本福島県の富岡海水浴場近くで4日、絶滅の恐れがあるアカウミガメの赤ちゃん55匹が、海洋科学館の関係者や地元幼稚園児らによって放流されました。
今年9月、1匹のアカウミガメがこれまで太平洋側で最北の産卵地とされてきた福島県いわき市からさらに数十キロ北の富岡海水浴場に上陸、123個を産卵しました。気温が低下し、満潮時に水没する恐れもあったため海洋科学館が卵を保護し、人工ふ化させました。