日本海側を中心に巨大なエチゼンクラゲが大量発生し、漁業被害が相次いでいるため、独立行政法人水産総合研究センターは26日、大型クラゲの侵入を防ぐ工夫を紹介した「漁具改良マニュアル」を作成、各都道府県や漁協に配布しました。
エチゼンクラゲはかさの直径が約1メートルにもなり、船の後ろで漁網を引いて魚を捕る底引き網のほか定置網などで一度に数トン単位で掛かるため、タイやスズキ、ズワイガニなどの漁獲量が減る被害が報告されています。