【6位】偉大的渺小（Message In A Bottle）/林俊傑（リン・ジュンジエ）

発売日: 2017年12月29日

言語：北京語

発行元：ワーナーミュージック

　シンガポール出身のシンガーソングライター、JJこと林俊傑（リン・ジュンジエ）が2017年12月に2年ぶりとなる新作アルバムをリリースしました。今作は、「偉大的渺小（偉大な微小）」というタイトルからも伝わる通りの哲学的な作品としてのイメージがある一方で、英語タイトルは「Message In A Bottle」と、メッセージ性の強い面も持ち合わせた一枚となっています。また、中華圏と世界市場を意識して、表題曲の「偉大的渺小 Little Big Us」は北京語版と英語版の2バージョンを収録。それぞれのファン層に向けて、それぞれに異なるメッセージを発信しています。ほかにも、消除聯萌（MOE)をフィーチャリングゲストに迎えた先行シングル「丹寧執著」や中国映画『假如王子睡著了』のイメージキャンペーンソング「小瓶子」も収録されています。

【7位】A-LIN同名專輯/A-LIN（アリン）

発売日: 2017年9月20日

言語：北京語

発行元：ソニー・ミュージック

　「天生歌姫」(生まれながらの歌姫)の異名を持つ台湾の実力派ボーカリスト、A-Linこと黄麗玲（ホァン・リーリン）が前作『罪悪感』から約3年ぶりとなる待望のニューアルバムをリリース。これは、台湾ソニーへ移籍後のセカンドアルバムで、湖南衛星テレビのリアリティ番組『我是歌手（I AM A SINGER）』に出演後初リリースとなるフルアルバムでもあります。番組出演効果により、彼女はトップシンガーの仲間入りを果たし、この最新作への期待も高まっています。アルバムタイトルはずばり『A-Lin』で、初心に立ち返っていつも楽しく歌えるシンガーでありたいという思いを込めた一枚となっています。台湾ドラマ『噗通噗通我愛你』の挿入歌「未単身」や、新鋭歌手J.Sheonとのコラボナンバー「你点的歌救了我」、台湾での日本観光推進キャンペーンソング「隨心所遇」など全11曲を収録。

【8位】REPLAY/獅子合唱團(LION）

発売日: 2017年10月13日

言語：北京語　英語

発行元：ワーナー・ミュージック

　蕭敬騰（ジャム・シャオ）、力Q 、鄒強、阿矩の4人で結成されたロック・バンド、獅子合唱團（LION）が1年ぶりに活動を再開。バンドとしてのこのセカンドアルバムはカバーソング集となっており、信樂團（シン）の「天亮以後說分手」や黑豹樂隊の「Don't Break My Heart」、F.I.R.の「我們的愛（ＯＴ：）」など中華圏の名曲のほか、James Bluntの「You're Beautiful」、Prince の「Purple Rain」、Bon jovi の「It's My Life」といった世界級の大ヒットナンバーにも果敢に挑戦。ライオンならではのロック魂が叩き込まれた数々の名曲が新曲のように生まれ変わったこの一枚、ロックファン必聴です！

【9位】剛好遇見你(Happened to Meet you)/李玉剛（リー・ユゥガン）

発売日: 2017年4月6日

言語：北京語

発行元：好靚文化

　女形の歌唱法をポップスに融合させ、類を見ない異色のパフォーマンスで観客を圧倒した人気シンガー、李玉剛（リー・ユゥガン）が2017年でメジャーデビュー10周年を迎え、4月に記念すべき最新アルバム『剛好遇見你(Happened to Meet you)』をリリース。すでに中華圏で大ヒットした2016年のシングル「剛好遇見你(Happened to Meet you)」をはじめ、自身の代表曲である「新貴妃酔酒（新・キヒスイシュ）」や、周傑倫（ジェイ・チョウ）と方文山（ビンセント・ファン）の名コンビが書き下ろした「逐夢令（チクムレイ～夢追い人～）」、石頭とデュエットした話題曲「雨花石」など名曲の新録バージョンを収録し、ベストアルバムとも言えるアイテムになっています。特に、京劇の名演目をモチーフにした「新貴妃酔酒（新・キヒスイシュ）」は、ゴシックロック風にニューアレンジされ、新たな境地を切り開いています。

【10位】仍是異郷人(Still An Outlander)/李剣青(リー・ジェンチン)

発売日: 2017年7月24日

言語：北京語

発行元：相信音楽（ビイン・ミュージック）

　2014年発表のファーストシングル「匆匆（IN A FLASH）」以来、約3年かけて制作されたファン待望のファーストミニアルバムが遂に2017年に完成。李剣青（リー・ジエンチン）は広西チワン族自治区出身の40歳。歌手としては比較的遅い初アルバムの発表ですが、実は彼は7歳の頃からヴァイオリンを習い、音楽活動は学生時代から始めていました。2005年のオーディションをきっかけに、その才能を李宗盛（ジョナサン・リー）に見出され、ジョナサンに弟子入り。10年間の下積み時代を経て遂に2014年にファーストシングルをリリースしたのです。今作は、田舎から大都会に上京した自分自身の経験を元に、異郷人としての戸惑いや遣る瀬無さを表現した一枚で、郷愁駆られるコンセプト性の強い作品に仕上がっています。全7曲の収録曲は李剣青が自ら作曲し、李宗盛がプロデュースを担当しています。

（ミン・イヒョウ、謙）