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中国大陸部映画興行週間ランキング(2017.11.13–2017.11.19)

2017-11-23 14:57:26     cri    

 年末に近づき、ニューエントリーが目白押し!米国コミックの2大大手「DC」と「マーベル」がワンツーを独占。中国の映画シーンもスーパーヒーロー一色に染まってしまいました。前週の1位だった「マイティ・ソー」を下したのは、「DCコミックス」のスーパーヒーローたちが作品の枠を超えて初めてチームを結成する「ジャスティス・リーグ」、中国での初動記録は3.4億間を突破。

 ~作品紹介~

 【1位】ジャスティス・リーグ(中国題:正義聯盟)

 公開日:2017年11月17日

 監督:ザック・スナイダー

 主演:ベン・アフレック ヘンリー・カヴィル エイミー・アダムス ガル・ガドット エズラ・ミラー ジェイソン・モモア 

 「DCコミックス」の実写映画化作品を、同一の世界観のクロスオーバー作品群として扱う『DCエクステンデッド・ユニバース』シリーズの第5作目『ジャスティス・リーグ(中国題:正義聯盟)』が11月17日から中米同時公開!物語は『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』におけるドゥームズデイとの戦いから数ヶ月後を描くもので、バットマン、スーパーマン、ワンダーウーマン、アクアマン、フラッシュ、サイボーグの6人が中心となる「ジャスティス・リーグ」の活躍を活写しています。中米同時公開に合わせた映画PRのため、10月には主演6人がそろって中国を訪問し、記者発表会やファンミーティングを行いました。世界でスーパーヒーローブームを巻き起こした「マーベルコミック」の「アベンジャーズ」に対抗する作品として期待が寄せられているこの「ジャスティス・リーグ」、中国では期待通りの初登場一位を獲得しましたが、今後のパフォーマンスにも胸が膨らみます。日本では11月23日から公開。

 【2位】マイティ・ソー バトルロイヤル(中国題:雷神3:諸神黄昏)

 公開日:2017年11月3日

 監督:タイカ・ワイティティ

 主演:クリス・ヘムズワース トム・ヒドルストン ケイト・ブランシェット イドリス・エルバ ジェフ・ゴールドブラム テッサ・トンプソン カール・アーバン マーク・ラファロ アンソニー・ホプキンス 浅野忠信

 「マーベル」のスーパーヒーロー映画最新作は『マイティ・ソー バトルロイヤル(中国題:雷神3:諸神黄昏)』。内容的には2013年の映画『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』に続くもので、ソーのハンマーを破壊するほどの力を持つ強敵に戦いを挑むストーリーとなり、「アベンジャーズ」の一員であるソー役を演じるクリス・ヘムズワースや、その弟であるロキ役のトム・ヒドルストンに加え、『ブルージャスミン』などのケイト・ブランシェットが新たに参戦。11月3日に米中日同時公開となりました。

 【3位】オリエント急行殺人事件(中国題:東方快車謀殺案)

 公開日:2017年11月10日

 監督:ケネス・ブラナー

 主演:ケネス・ブラナー ミシェル・ファイファー ペネロペ・クルス ジョニー・デップ ジュディ・デンチ ウィレム・デフォー ジョシュ・ギャッド デイジー・リドリー レスリー・オドム・Jr

 世界各国で何度も映画・ドラマ化されてきた推理小説の名作、アガサ・クリスティの『オリエント急行の殺人』が今年、ケネス・ブラナーの監督と主演により映画化を実現しました。主演のケネス・ブラナーのほか、ジョニー・デップ、デイジー・リドリー、ジュディ・デンチら豪華キャストが共演し、不朽の名作に新しい息吹をもたらしています。

 【4位】降魔伝(The Golden Monk)

 公開日:2017年11月17日

 監督:王晶(バリー・ウォン) 鐘少雄(ビリー・チョン)

 主演:鄭愷(ライアン・ジェン) 張雨綺(キティ・チャン) 謝依霖(シェー・イーリン) 毛俊傑(マオ・ジュンジェイ)

 香港のヒットメーカー、王晶(バリー・ウォン)監督と『澳門風雲(The Man From Macau)』などの鐘少雄(ビリー・チョン)監督がタッグを組んで送り出す新作は、南宋時代の杭州に実在した臨済宗の僧・済公をモデルに制作した時代劇ファンタジー『降魔伝(The Golden Monk)』。大陸出身の人気俳優、鄭愷(ライアン・ジェン)は戒律を守らず、風狂で知られる主人公の不通和尚を好演し、銀幕で女装姿も初披露しました。

 【5位】七十七天(Seventy-Seven Days)

 公開日:2017年11月3日

 監督:張漢唐(チャン・ハンタン)

 主演:張漢唐(チャン・ハンタン) 江一燕(ジャン・イーイェン)

 中国の探検家・楊柳松が青海チベット高原にある羌塘無人区を一人で走破する77日間の実録が遂に映画化。張漢唐(チャン・ハンタン)が監督と主演を務め、美人女優の江一燕(ジャン・イーイェン)が脇を固めています。

 【6位】狂獣(The Brink)

 公開日:2017年11月10日

 監督:李子俊(ジョナサン・リ)

 主演:張晋(マックス・チャン) 余文楽(ショーン・ユー) 文咏珊(ジャニス・マン) 呉樾(ウー・ユエ)

 香港の李子俊(ジョナサン・リ)監督の新作がトップ10をキープ。張晋(マックス・チャン)と呉樾(ウー・ユエ)演じる香港警察の2人組が「とんでもない」陰謀と黒幕に挑む香港色の強いポリスアクションで、共演は香港の人気俳優、余文楽(ショーン・ユー)と、モデルとしても活躍してる文咏珊(ジャニス・マン)。

 【7位】男たちの挽歌(原題:英雄本色)

 公開日:2017年11月17日

 監督:呉宇森(ジョン・ウー)

 主演:周潤發(チョウ・ユンファ) 狄龍(ティ・ロン) 張國榮(レスリー・チャン)

 呉宇森(ジョン・ウー)の代表作で、周潤發(チョウ・ユンファ)や狄龍(ティ・ロン)、張國榮(レスリー・チャン)がスターダムにのし上がった名作中の名作『男たちの挽歌(原題:英雄本色)』が31年越しに4K修復版として再上映を果たしました。プレミア再上映会では、今は亡き張國榮(レスリー・チャン)のスペシャル映像が公開され、現場に駆けつけた呉宇森(ジョン・ウー)監督が涙ぐんでレスリーとの思い出やこの作品への思いを語りました。

 【8位】暴雪将至 (The Storm Looming)

 公開日:2017年11月17日

 監督:董越(ドン・ユエ)

 主演:段奕宏(ドアン・イーホン) 江一燕(ジャン・イーイェン) 杜源(トゥ・ユアン) 鄭偉(チェン・ウェイ) 鄭楚一(チェン・チュウイー)

 10月29日に『迫り来る嵐』のタイトルで東京国際映画祭にて初公開された中国映画『暴雪将至 (The Storm Looming)』が中国で一般公開スタート。本作は大きな経済発展に向けて中国社会が激変した1990年代を舞台に、小さな町の国営工場に勤めながらも刑事に憧れる保安部の警備員が女性連続殺人事件に巻き込まれていく様子を描いたヒューマンサスペンス。董越(ドン・ユエ)監督は第1作目の長編映画とは思えないダイナミックな演出を見せ、みごと同映画祭の最優秀芸術貢献賞を受賞。また、主演俳優の段奕宏(ドアン・イーホン)は最優秀男優賞に輝きました。また、ヒロイン役には、『修羅の剣士』(2016)など様々な作品で活躍を見せる美人女優の江一燕(ジャン・イーイェン)が抜てきされています。

 【9位】パトリオット・デイ(中国題:恐襲波士頓)

 公開日:2017年11月17日

 監督:ピーター・バーグ

 主演:マーク・ウォールバーグ ケヴィン・ベーコン ジョン・グッドマン J・K・シモンズ ミシェル・モナハン

 2013年に発生したボストンマラソン爆弾テロ事件の事件発生からわずか102時間で犯人逮捕に至った顛末を描く2016年の米国映画が中国で封切られました。タイトルの「パトリオット・デイ」(愛国者の日)とは、米国の祝日で、マサチューセッツ州、メイン州、ウィスコンシン州の3州において毎年ボストンマラソンが開催される日である4月の第3月曜日のことです。日本では今年6月9日に公開されました。

 【10位】烽火芳菲 (The Chinese Widow)

 公開日:2017年11月10日

 監督:ビレ・アウグスト

 主演:劉亦菲(リウ・イーフェイ) エミール・ハーシュ 厳屹寛(イェン・イークエン) 余少群(ユー・シャオチュン) 

 デンマークの巨匠、ビレ・アウグスト監督が手がける初の中国映画が一般公開スタート!第2次世界大戦後期に、中国浙江省に緊急落下を余儀なくされた米軍仕官と、彼を救った中国人女性とが恋に落ちる物語を描いています。米軍仕官役は米俳優のエミール・ハーシュ、中国人女性役は人気女優の劉亦菲(リウ・イーフェイ)がそれぞれ担当。同作品は、今年6月に開催された第20回上海国際映画祭のオープニングフィルムに選ばれたほか、同映画祭のコンペティション部門への出品を果たしました。

 (ミン・イヒョウ、謙)

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