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戚薇(ステフィ・チー)

2017-11-22 20:13:52     cri    

 戚薇(チー・ウェイ)は1984年10月に四川省成都市生まれで、父方の祖父が韓国人のクォーターです。現在は中国を拠点に歌手・女優として活動しています。

 2004年から、CCTV(中央電視台)をはじめ、様々なオーディションで賞を取り、頭角を現し始めました。全国的に知られるようになったきっかけは、上海東方衛星テレビが2006年に開催したオーディション番組『我型我秀』。番組で彼女は優れた歌唱力を披露し、トップ10に入賞。番組出演後は、男性歌手の袁成傑(ユエン・チェンジエ)と男女ユニット「男才女貌」を結成して、正式にメジャーデビューを果たしました。「男才女貌」は、日本のmihimaruGTを思わせるような男女ユニットで、中国では稀に見る音楽スタイルとして独特な存在感を放っています。代表曲には「外灘18号」や「做你的一半」「男左女右」などがあり、数々の音楽賞にも輝いています。2011年、戚薇(チー・ウェイ)は中国有名なレーベル「海蝶音楽」に移籍し、ソロデビューを果たしましたが、「男才女貌」は実質上解散となりました。

 歌手活動の傍ら、女優業を続ける戚薇(チー・ウェイ)、女優としての初主演作は2009年の喜劇映画『重慶美女』、同く2009年にはドラマにも登場。以降、様々なドラマや映画に出演していますが、遂に今年大物監督の作品に抜擢されました。それは来年公開予定の巨匠、呉宇森(ジョン・ウー)監督が手がける最新作『追捕 MANHUNT』です。今作は呉宇森監督が日本の名優、高倉健の代表作『君よ憤怒の河を渉れ』をリメイクしたもので、日本の福山雅治と中国の張涵予(チャン・ハンユー)が主演しています。『君よ憤怒の河を渉れ』は、西村寿行原作で、1976年に高倉健主演で映画化。1976年版映画は中国でも大ヒットし、最終的に中国での観客動員数は8億人に達したとされ、高倉健や中野良子は中国でも人気役者となりました。戚薇(ステフィ・チー)は今回のリメイク版で、中野良子演じる真由美役に抜擢されました。真由美役は中国で日本人女性のイメージを定着させたという史上に残る有名な人物であることから、新・真由美役への期待も公開前から高まっています。

 プライベートでは、2012年のドラマ「世界上另一个我」の撮影で韓国のスター、イ・スンヒョンと知り合い、恋人関係に発展。イ・スンヒョンは、韓流グループTAKE(テイク)として活動し、以降中国に渡って俳優として精力的な活動を繰り広げています。2人は2014年9月に米ラスベガスの教会で結婚式を挙げたということです。(ミン・イヒョウ 謙)

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