4月16日から23日にかけて開催される第7回北京国際映画祭。その上映作品が、このほど発表されました。今年の同映画祭では恒例の「日本映画週間」のほか、各特集部門で上映される日本映画は同映画祭史上最多となる30本近くになり、日本映画が存分に楽しめる1週間になりそうです。
是枝裕和 三谷幸喜
まず注目されるのは、日本の名監督、是枝裕和と三谷幸喜の2人をフィーチャーしたスペシャル上映会。是枝裕和作品上映会では「焦点人物」部門の一環として、『海街diary』(2015)や『そして父になる』(2013)、『幻の光』(1995)など新旧の代表作計8作品が上映されます。一方の三谷幸喜作品上映会では、喜劇映画を中心とした「繽紛喜劇:歴史 作者 潮流/特展」の一環として、『THE有頂天ホテル』(2006)や、『笑の大学』(2004)、『ステキな金縛り』(2011)など計6本が上映される予定です。
『アイアムアヒーロー』 『シン・ゴジラ』
ファンタジーなどを紹介する『驚奇単元』では話題のゾンビ映画『アイアムアヒーロー』(2016)、怪獣映画『シン・ゴジラ』(2016)といった新作も出品されています。
ほかに、『怒り』(2016)や、『湯を沸かすほどの熱い愛』(2016)など2016年度日本アカデミー賞で注目を集めた新作や『彼らが本気で編むときは』(2017)といった最新作も中国に上陸する予定です。
「日本映画週間」以外の主な上映作品は下記のとおり:
【焦点人物/是枝裕和】
『海よりもまだ深く』(2016)
『海街diary』(2015)
『幻の光』(1995)
『誰も知らない』(2004)
『歩いても歩いても』(2008)
『奇跡』(2011)
『そして父になる』(2013)
『ワンダフルライフ』(1998)
【繽紛喜劇:歴史 作者 潮流/新作】
『ぼくのおじさん』(2016)
【繽紛喜劇:歴史 作者 潮流/三谷幸喜】
『ザ・マジックアワー』(2008)
『ステキな金縛り』(2011)
『清須会議』(2013)
『THE有頂天ホテル』(2006)
『笑の大学』(2004)
『ギャラクシー街道』(2015)
【特別放映】
『どん底』(1957)
【驚奇単元】
『アイアムアヒーロー』(2016)
『シン・ゴジラ』(2016)
【環球視野】
『永い言い訳』(2016)
『怒り』(2016)
『湯を沸かすほどの熱い愛』(2016)
『淵に立つ』(2016)
『疾風ロンド』(2016)
『オーバー・フェンス』(2016)
『Shojo』(2016)
『聖の青春』(2016)
『彼らが本気で編むときは』(2017)
(ミン・イヒョウ、謙)
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