会員登録

中国大陸部映画興行週間ランキング(2017.1.23–2017.1.29)

2017-02-05 12:52:11     cri    

 春節連休がスタート!国産映画の混戦を制したのは、周星馳(チャウ・シンチー)プロデュースによるファンタジーアクション『西遊・伏妖篇(Journey to the West: Conquering the Demons)』。初動成績は5.57億元で、昨年同期に公開された『人魚姫(原題:美人魚)』がたたき出した18億元の初動記録には大きく引き離されていますが、低調が続く中国の映画市場に刺激を与える作品として期待されています。

 ~作品紹介~

 【1位】西遊・伏妖篇(Journey to the West: Conquering the Demons)

 公開日:2017年1月28日

 監督:徐克(ツイ・ハーク)

 主演:呉亦凡(クリス・ウー)、林更新(ケニー・リン)、姚晨(ヤオ・チェン)、林允(リン・ユン)、包貝爾(バオ・ベイアル)

 日本での公開も果たした周星馳(チャウ・シンチー)監督作品『西遊記~はじまりのはじまり~(原題:西遊・降魔篇))の続編に当たる『西遊・伏妖篇(Journey to the West: Conquering the Demons)』が1位をゲット。「監督としては続編を絶対に撮らないと」公言した周星馳(チャウ・シンチー)は今作でプロデューサーとなり、監督は徐克(ツイ・ハーク)にバトンタッチ。今作の内容は前作の続きで、沙悟浄、猪八戒、孫悟空を弟子にした三蔵法師たちが、さらなる不思議な旅に出かけ、共に成長していく物語となっています。日本公開は未定。

 【2位】大閙天竺(Buddies in India)

 公開日:2017年1月28日

 監督:王宝強(ワン・バオチャン)

 主演:王宝強(ワン・バオチャン) 白客 岳雲鵬(ユエ・ユンパン) 柳岩(リウ・イエン)

 離婚騒動のほとぼりがようやく冷めてきた王宝強(ワン・バオチャン)が、この春節に監督デビュー作を届けてくれました。三蔵法師一行4人が幾多の苦難を乗り越えて天竺への取経の旅をゆく『西遊記』の物語にインスピレーションを受け、現代のインドを舞台に作った本作は、王宝強(ワン・バオチャン)お得意のアクションコメディで、自身も主演も務めています。共演者には若手俳優・白客や売れっ子漫才師の岳雲鵬(ユエ・ユンパン)、人気女優の柳岩(リウ・イエン)などが参加しています。

 【3位】功夫瑜伽 (Kung Fu Yoga)

 公開日:2017年1月28日

 監督:唐季礼(スタンリー・トン)

 主演:成龍(ジャッキー・チェン) 李治廷(アーリフ・リー) アーミル・カーン

 あの成龍(ジャッキー・チェン)が、2017年の春節映画商戦に参戦!『鉄道飛虎(Rail Road Tigers)』からわずか1ヶ月ぶりとなる新作は、初の中印合作映画である『功夫瑜伽 (カンフー・ヨガ)』。そのストレートなタイトルからして、中国とインド両方の持ち味が伝わってくるかのようです。メガホンを取っているのは、映画『THE MYTH/神話』などでジャッキー・チェンとタッグを組んできた名監督の唐季礼(スタンリー・トン)。ジャッキー・チェン演じる歴史研究家がインドに渡航し、そこで行われた考古活動を通して起こる様々なハプニングや物語を描くアクションコメディに仕上がっています。中印合作ということもあり、ジャッキー・チェンの新たな代表作の誕生が熱く期待されています。共演は人気若手の李治廷(アーリフ・リー)やインドのトップ俳優アーミル・カーンなど。

 【4位】乗風破浪(DUCKWEED)

 公開日:2017年1月28日

 監督: 韓寒(ハン・ハン)

 主演: 鄧超(ダン・チャオ) 彭于晏(エディー・ポン) 趙麗頴(チャオ・リーイン) 董子健 金士傑

 2014年に『後会無期(Continent)』で鮮烈な監督デビューを果たした中国の人気作家、韓寒(ハン・ハン)の監督作品第2弾が2017年の旧正月に封切られました。本作は、父親に認められるために不思議な冒険の旅に踏み入れたカーレーサー阿浪の成長を描いた物語で、中国の小さな町で育つ若者たちが人生の意味を探すため、大陸を横断する旅に出かけるという『後会無期(Continent)』と同じ趣向を見せながらも、監督自身がカーレースを趣味としていることから、特に思い入れのある作品に仕上がっています。撮影には、600万元相当の監督の愛車を投入したほか、カースタントにはスバル中国ラリーチームを起用しています。主人公の阿浪役は、人気俳優、鄧超(ダン・チャオ)が務めます。

 【5位】熊出没・奇幻空間(Entangled Worlds)

 公開日:2017年1月28日

 監督:丁亮

 国産アニメの人気シリーズ『熊出没』の第4弾がトップ5に登場。毎年の春節を盛り上げてくれる同シリーズは国際的にも注目され、前作はロシア、韓国、トルコ、フィリピンなどでも上映され、現地の週間ランキング1位を獲得したほか、フランスのアニメ映画際やカンヌ映画祭の「MIP Junior International Pitch」に出品されるなど好評を博しています。

1 2
関連ニュース
写真トピックス
コメント
今週の番組
今日熱点
快楽学唱中文歌
特集ダイジェスト
LINKS