呉亦凡(クリス・ウー)は鹿晗(ルハン)、黄子韜(ホアン・ツィータオ)と同じく、韓流グループEXO出身の中国人メンバーです。クリスは1990年11月に中国広東省で生まれ、2007年にカナダでオーディションに参加したのがきっかけで韓国の芸能事務所S.M.ENTERTAINMENTの練習生になり、その後2012年4月にEXOのメンバーとして歌手デビューしました。EXO-Mのリーダーとしてメインラッパーを担当していましたが、2014年5月にグループを脱退し、現在は中国でソロ活動を展開しています。
2015年2月に、徐静蕾(シュー・ジンレイ)監督作品『有一个地方只有我們知道(Somewhere Only We Know)』で映画初主演を果たし、挿入歌「All of Me」と主題歌「有一个地方」も担当。中でも「有一个地方」はクリス自身が作詞作曲したもので、誕生日の11月6日に合わせてリリースされ話題になりました。この映画へ出演したことで、毎年ロンドンで開催される国際中華圏映画フェスティバルで「2015年最優秀新人男優賞」を受賞しました。
2015年12月に公開された馮小剛(フォン・シャオガン)主演映画『老炮兒(Mr. Six)』にも出演。映画の中で、クリスは不良グループのリーダーを好演し、馮小剛(フォン・シャオガン)や李易峰(リー・イーフォン)らと豪華共演を果たしました。
2016年は恋愛映画を中心に活躍。大ヒット映画『致我們終将逝去的青春(So Young ~過ぎ去りし青春に捧ぐ~)』の続編『致青春2原来你還在這里(Never Gone)』や、チョ・ジンギュ監督がメガホンを取る中韓合作の『夏有喬木、雅望天堂(SUMMER HAVE STREES AT PARADISE)』で主演を務めています。
今後は、2016年9月に公開予定の郭敬明(グオ・ジンミン)監督の映画『爵跡(L.O.R.D: Legend of Ravaging Dynasties)』に出演するほか、『西遊記~はじまりのはじまり~(原題:西遊・降魔篇)』の続編、徐克(ツイ・ハーク)監督がメガホンを取り、周星馳(チャウ・シンチー)監督がプロデューサーを務める映画『西遊・伏妖篇』(2017年公開予定)の三蔵法師役にも抜てきされました。
さらに、リュック・ベッソン監督のハリウッド映画『ヴァレリアン(中国題:星際特工)』(2017年公開予定)へのキャスティングが発表されたことで、クリスのハリウッド進出が決定しました。中国に戻ってわずか1年半で、出演映画8本、バラエティレギュラー番組1本が決まったクリス・ウー。名監督やトップ俳優、人気作家とのコラボ、さらにはハリウッドからのオファーまで。ますますの活躍が期待されています。
【主な出演映画】
2015年 有一个地方只有我們知道(Somewhere Only We Know)
2015年 老炮兒(Mr. Six)
2016年 致青春2原来你還在這里(Never Gone)
2016年 夏有喬木、雅望天堂(SUMMER HAVE STREES AT PARADISE)
2016年 爵跡(L.O.R.D: Legend of Ravaging Dynasties)
2017年 西遊・伏妖篇
2017年 ヴァレリアン(中国題:星際特工)
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