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【中国映画の名作】『人再囧途之泰囧(Lost in Thailand)』

2015-09-30 11:04:13     cri    

 公開日:2012年12月12日

 監督:徐崢(シュー・ジェン)

 主演:徐崢(シュー・ジェン) 王宝強(ワン・バオチャン) 黄渤(ホアン・ボー) 陶虹(タオ・ホン)

 中国映画として史上最高興行12.6億人民元(約189億円)をたたき出して記録的なヒットとなった2012年のコメディ映画『人再囧途之泰囧(Lost in Thailand)』(*その記録は2015年8月、『捉妖記(Monster Hunter)』によって塗り替えられた)。今や中国のコメディを語るには欠かせない存在。2010東京・中国映画週間で『帰省男、辛いよ』の日本題で上映された『人在囧途(ロスト・イン・ジャーニー)』の続編に当たり、前作主演の徐崢(シュー・ジェン)は今作でメガホンも取っており、共演には、王宝強(ワン・バオチャン)と黄渤(ホアン・ボー)を抜擢。さらに、徐崢(シュー・ジェン)の妻、陶虹(タオ・ホン)やトップ女優の範氷氷(ファン・ビンビン)もゲスト出演し、脇を固めています。

 前作の旧正月帰省といった中国らしいテーマに対し、今作は当時、中国人にとっても身近になった海外旅行を背景に、タイで展開された男たちのとんでもない旅物語を描いています。この映画の影響でタイ旅行もブームになったとか。

 【監督】

 徐崢(シュー・ジェン)は1972年生まれで上海出身、俳優として最初はドラマで頭角を表しました。コメディで印象的な演技を見せ、喜劇映画にも多く出演し、代表作には『夜•店』(2009)や、『人在囧途(ロスト・イン・ジャーニー)』(2010)とこの『人再囧途之泰囧(ロスト・イン・タイ)』があります。2014年、主演映画『無人区(No Man's Land)』が第64回ベルリン国際映画祭コンペ部門に出品。2014年、陳正道(レスト・チェン)監督のサスペンス映画『催眠大師(The Great Hypnotist)』で主演とプロデューサーを担当。この作品は初動記録1億元を突破し、中国サスペンス映画としても史上最高を記録。同年9月に、再び黄渤(ホアン・ボー)とタッグを組んだコメディ映画『心花路放(Breakup Buddies)』は興行成績11億元を超え、自ら保っていた12.6億元の記録に迫っており、中国の「新ヒットメーカー」になりました。そんな彼は今年、『人在囧途(ロスト・イン・ジャーニー)』『人再囧途之泰囧(ロスト・イン・タイ)』シリーズに監督と主演として再挑戦。シリーズ3作目『港囧(ロスト・イン・ホンコン)』がいよいよこの9月に全国公開となります。

 【ストーリー】

 ビジネスで成功した徐朗(シュー・ジェン)が4年がかりで作り上げた "油霸"という画期的なガソリン添加剤を、プロジェクト共同開発者の高博(ホアン・ボー)は高額な利益のためにフランスに売却しようとしていた。しかし、徐朗は反対し、もっと研究を重ね長期的に商品として育てようと考えていた。二人はこれをめぐり、投資家の周の委任書さえ手にすれば自らの目標が達成できるようになっていた。そして、2人は周の委任状を取り付けるためそれぞれタイのチェンマイに旅立つ。そこへ、徐朗は風変わりな若者、王宝強(ワン・バオチャン)と知り合い、この3人を中心に委任書をめぐる争奪戦が繰り広げられていく…。

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