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2015年8月の新作情報

2015-09-02 20:12:09     cri    

 ~ひとくちメモ~

 夏休みの真っ只中!公開本数が年間を通じて最も多くなる季節。7月と同様、国産映画が圧倒的に多いです。

 一押しは第68回カンヌ国際映画祭で監督賞を受賞した侯孝賢(ホウ・シャオシェン)作品『黒衣の刺客(中国題:刺客聶隠娘)』。8月27日に全国公開が予定されています。台湾を代表する映画巨匠、ホウ・シャオシェン監督、8年ぶりの最新作で、その一般公開に非常に注目が集まっています。『悲情城市』『フラワーズ・オブ・シャンハイ』『珈琲時光』『百年恋歌』などを手がけたホウ監督が、台湾、大陸、さらに日本で5年をかけて制作した、"女刺客"を描く新感覚の武侠映画。5月に開催された第68回カンヌ国際映画祭では、審査員らから絶賛され、監督賞を受賞しました。運命に翻弄されながらも力強く生きてゆく女刺客役には、『百年恋歌』などホウ監督の「ミューズ」と言われるトップ女優の舒淇(スー・チー)が出演。共演は映画で活躍中の人気俳優、張震(チャン・チェン)。さらに、日本からは妻夫木聡と忽那汐里が日本人夫婦役として参加。日本人キャストの活躍も見逃せない作品となっています。日本公開は9月12日(土)から。

 大陸映画のおすすめは、中堅俳優・鄧超(ダン・チャオ)と段奕宏(ドゥエン・イーホン)がW主演する犯罪サスペンス『烈日灼心(The Dead End)』。7年前の謎の事件を中心に展開される男たちの駆け引きとそれぞれの運命を描いたもので、メガホンを取っているのは、『光栄的憤怒』や『李米的猜想』などでお馴染みの中国の社会派監督、曹保平(ツァオ・バオピン)。この作品は、第18回上海国際映画祭で最優秀監督賞と最優秀主演男優賞を独占しています。

 香港映画のおすすめは、乱世を生き抜く恋をテーマにした恋愛映画『三城記(Tale of Three Cities)』。舞台は30年代から40年代の中国という戦乱時代。そんな時代に生まれた生死を誓った愛を描いたもので、あのジャッキー・チェンの両親が実体験した実話をもとに作った物語だそうです。主人公の男女に抜てきされたのは香港を代表する実力派、劉青雲(ラウ・チンワン)と『ラスト・コーション』などで知られる人気女優の湯唯(タン・ウェイ)。話題性満点の二人の初共演で、中国版『風と共に去りぬ』の誕生とまで大きく期待されています。

 洋画の注目作はアメリカ映画『ピクセル(中国題:像素大戦)』。クラシック・アーケード・ゲームのキャラクターの侵略に対し、地球の危機を救うためゲームオタクたちが立ち上がる姿を描いた異色のサバイバル映画。実写とアニメを融合させたところが見所となっています。監督は「ハリー・ポッター」シリーズのクリス・コロンバス。パックマン、ドンキーコング、ギャラガ、スペースインベーダーなど、日本生まれのゲームキャラクターも多数登場するそうです。日本では9月12日(土)に公開さる予定です。

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