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周冬雨(チョウ・ドンユイ)

2015-06-10 16:07:42     cri    

 張芸謀(チャン・イーモウ)の映画『サンザシの樹の下で』(2010)で、可憐なヒロインを演じ人気が沸騰した若手女優。女優として話題作に出演するなど、順調な成長を見せる中、声優として、久々の大陸での上映となった日本映画「伴我同行3Dドラえもん」では、しずかちゃんの中国語吹き替えを担当。

 ドンユイは河北省石家荘市出身で、1992年1月生まれの23歳。幼少時は地元の体操養成班に入り、中学時代からは芸術学校に入学し、ダンスが得意でした。2010年、高校の時、南京で芸術試験を受けるドンユイは、張芸謀の『サンザシの樹の下で』のヒロイン役オーディションに参加。現実社会の色に全く染まっていない「白紙のような女の子」という清楚可憐さがイメージに合い、この役が決まったということです。

 2011 年、彼女はこの作品で上海映画批評家賞最優秀新人賞をはじめ、内外20以上の新人女優賞を受賞し、90年代生まれの新世代女優の代表格の1人に数えられています。翌年出演した映画『愛の涙(原題:倾城之泪)』は2012東京・中国映画週間で上映されました。

 2013年以降、『宮鎖沈香(The Palace)』(2013年)や『同桌的你(My Old Classmate)』(2014)、『心花路放(Breakup Buddies)』(2014)、『暴走神探(The Unbearable Lightness of Inspector Fan)』(2015)など、話題作に立て続けに出演。清純可憐なイメージから宮中女官や不良少女、盲目少女などさまざまな役どころに挑戦し、演技派へと成長しつつあります。一方、声優としても活動し、大陸での久々の日本映画の上映となった『STAND BY ME ドラえもん』(5月28日公開)で、しずかちゃんの中国語吹き替えにも抜てきされました。

 そして、新作となる『少年班(The Ark Of Mr.Chow)』がいよいよ6月19日から全国公開されます。5人の天才少年少女が神秘教師のもとで国際数学大会に挑戦し、苦楽を共にした彼らの学生生涯を描いた作品です。ドンユイは、抜群な「いい頭」を持ちながらも思春期の女の子と同じ悩みを抱えている天才少女を演じており、中国映画の中でも稀にみる題材なので非常に注目されています。

 【主な出演映画】

 2010年 『サンザシの樹の下で (原題:山楂树之恋)』

 2011年 『湘江北去(The Road Of Exploring)』

 2011年 『愛の涙(原題:倾城之泪)』

 2013年 『宮鎖沈香(The Palace)』

 2014年 『同桌的你(My Old Classmate)』

 2014年 『心花路放(Breakup Buddies)』

 2015年 『暴走神探(The Unbearable Lightness of Inspector Fan)』

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