会員登録

湖州の「農家楽」「洋家楽」など民宿経済が急速発展

2018-04-23 16:48:39     cri    

 中国東部に位置する浙江省湖州市は生態環境に恵まれ、各地から多くの観光客を引き付けています。地元の農家が経営する「農家楽(農家民宿)」と外国人が経営する「洋家楽(洋風農家民宿)」は地域観光発展の重要な支柱です。地域の人々は恵まれた生態環境がもたらす実益を享受しています。

 南アフリカ人の高天成(Grant Horsfield)さんは2007年に偶然訪れた莫幹山の美しい風景と古代の別荘建築に魅了され、高級洋風民宿ホテル「裸心谷」を建設しました。ホテルは成功を収め、観光シーズンになると、その洋風民宿はいつも予約困難になるということです。そんな裸心谷は徳清県の西洋風民宿経済発展の縮図と言えるかもしれません。

 徳清県観光委員会の楊力平主任は「裸心谷やフランス山居などの『洋家楽』の発展に伴い、その社会的・経済的恩恵は莫幹山地域で日増しに広まり、社会各界から多くの資金が地域の観光プロジェクトに投資されている。今のところ、徳清県には『洋家楽プロジェクト』が約150件あり、投資者は南アフリカ、フランス、イギリス、ベルギー、韓国など10数カ国に及ぶ」と話します。

今、莫幹山鎮の民宿産業はすでに地元の観光業の重要な一部となりました。地元の民宿ブームの影響によって、過去、外へ出稼ぎに行かなければならない農家たちは自宅で民宿ホテルを経営し始め、年間収入は60から70万元に達するということです。

 湖州市は莫幹山のような「農家楽」産業によって活力が注がれる村が100余りになりました。湖州市の銭三雄市長は記者のインタビューに対して、「2017年、湖州市を訪れた観光者数は延べ1億人を突破し、観光業収入は1000億元を超えた。観光業の急速な発展は過去10数年の生態環境建設によるところが大きい」と成果を述べました。(HJ 星)

関連ニュース
写真トピックス
コメント
今週の番組
今日熱点
快楽学唱中文歌
特集ダイジェスト
LINKS