第1回デジタルチャイナ建設サミットが22日から24日にかけて、中国南部の福建省福州市で開かれています。開催にあたって習主席は祝賀のメッセージを送り、各界の人々はサミットへの出席を歓迎しました。

　習主席は「現在、世界の情報と技術のイノベーションは日進月歩である。デジタル化、ネット化、知能化の発展は経済社会の発展、国家管理システムの促進、管理能力の現代化推進、国民の日増しに増えるニーズに応えることへますます重要な役割を果たしている」と指摘しました。

　また、習主席は2000年ごろの福建省での仕事を振り返り「当時、デジタル福建の計画を提出した。長年の実施を経て、福建省は電子行政事務、デジタル経済、スマート社会などの面で大きく進展してきた」と評価しました。

　さらに習主席は「今回のサミットは『情報化駆動型現代化、デジタルチャイナの建設』をテーマにしている。我が国の電子行政事務とデジタル経済発展の最新成果を示して、デジタルチャイナ建設の見解を交流させ、さらなるコンセンサスに達する上で、社会各界の力を合わせて社会と国民に利益を与えることになるだろう」との見通しを示しました。（殷、星）