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朝鮮中央通信社の報道によりますと、朝鮮は20日に開かれた朝鮮労働党第7期中央委員会第3回全体会議の決議に基づき、今後の核実験および大陸間弾道ミサイル発射実験を中止するということです。
この会議で可決された決議案は、2018年4月21日以降の核実験および大陸間弾道ミサイル発射実験を中止すると定めたほか、決議の透明性を保障する目的で朝鮮北部にある核実験場を廃棄するといった内容も盛り込まれています。また、核による威嚇または挑発を受けていない状況下では朝鮮は核兵器を使用せず、いかなる状況下でも核兵器と核技術の移転をしないことが確約されています。
会議ではそのほか、人的・物的資源の配置を見直すことや、社会主義経済の建設と国民生活の改善に全力を注いでいくことなどが決定し、教育や科学事業の発展に関する議案が可決されたということです。
さらに、朝鮮半島および世界の平和と安定を維持するため、朝鮮は周辺国家および国際社会と積極的かつ密に連携・対話していくとの意向が示されました。
これを受けて、米国のトランプ大統領はソーシャルメディア上で「これは朝鮮ならびに世界にとって、望ましいニュースだ」と評価し、朝鮮の最高指導者である金正恩(キム・ジョンウン)委員長との会談に期待を示しました。
(非、謙)
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