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イギリス首相、カリブ系黒人の移民問題で謝罪

2018-04-18 13:30:48     cri    

 イギリスのメイ首相は現地時間17日、内務省がカリブ系の黒人移民に対し強制退去を求めた問題について、カリブ海沿岸の12カ国に対し謝罪しました。

 メイ首相は会見で、「これらの移民やその子孫は、イギリスの発展にしかるべき貢献をしている。イギリス政府や国民は忘れることはない」と述べました。

 また、アンバーラッド内務相は16日、内務省が案件に対し個別に分析や判断をしなかったことにより、一部の移民者に不公平な対応が生じたと述べ、この問題について謝罪しました。

 第二次世界大戦後に労働力不足に悩まされたイギリスは、カリブ海沿岸諸国やアフリカ系イギリス人に対し、イギリス本土での生活を奨励していました。その後、黒人の人口が増え続け、本国出身者の雇用が減ったため、人種間の対立が社会問題となっています。(RYU、森)

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